さて、我が家のリザードン君は色々とありましたが、無事、晴れて小学生に^^

 

ただ、発達障害との因果関係はわかりませんが、生まれてから小学校上がるぐらいまでは、ほんと、とにかくいわゆる虚弱体質でした。

 

入学式が終わってすぐの頃、風邪をひいた息子は胃腸を壊してしまい、ご飯のみならず水一滴さえ受け付けないという状態に。。ガーン

 

夜で病院もやっていないし、もうこれは緊急事態であり、一刻の猶予も許さないと判断した私は救急車を呼び、病院へ。

 

結果、やはり脱水症状を起こしていました。

 

が、私は何を思ったかというと、息子の心や体の特性を冷静に把握し、その都度、落ち着いて対応していくことが大事なんだなということ。

 

なんでこうなっちゃったんだろう!?と考えても、もう起こっちゃったわけだから、仕方ない。

 

でも、次回また何かあるかもしれないから、これを教訓にやっていけばいいんだ。

 

とは言いつつも

 

こだわりの強い息子は、あらゆる場面でこだわりの強さを見せつけてくれるので、それはそれはなかなかのハードな日々でした。

 

小学生に上がっても、まず歩きたがらない。

 

例えば、ショッピングモールへ買い物に行くときも、1歳の妹のベビーカーを奪い堂々と乗ってしまう(小さな妹たち2人が、巨大な兄ちゃんを乗せたベビーカーの横を歩くという構図)笑い泣き

 

とか

 

髪を切りに行く時も、切られた髪の毛が自分の体にまとわりつく事が嫌で、ずっと美容院が大嫌い(今も決して好きではないけど、息子なりに学習をして、最近はお気に入りの靴は絶対履いて行かず、美容院用の靴を持っていくという周到さ)ニヤリ

 

挙げるとキリがないけど、小学校低学年の時はそこの葛藤がまだ自分でもどう処理していいかわからず、癇癪となって表れていました。

 

たしか、2年生ぐらいの頃、一度、息子が宿題をやる、やらないでプチ癇癪を起こした息子に対して、我慢の限界に達した私は烈火の如く怒ってしまいました。

 

その瞬間、息子の中でも何かがプチっと切れたように、机にあるあらゆるものを投げつけ、テーブルも投げようとし(重すぎるので無理でしたが)、挙句の果てには外へ飛び出し、裸足になり、自分の靴を隣家に投げ入れるという大暴挙に出ましたポーン

 

私は外で泣き喚く息子を止めることにとにかく必死で、私も泣きながら息子の名前を叫んでいたのを思い出します。

 


その時はもう疲れ果ててしまい、

 

どうしてこうなるんだろう

 

息子は何がしたいんだろう

 

私はどうすればいいんだろう

 


と、底知れぬ不安と恐れと絶望感で打ちのめされました。

 

主人にももちろん相談をして、療育で診てもらっている先生にも相談しましたが、当たり前ですが、すぐ治す薬なんてないし、すぐ治す方法もない。

 

そこで私の中で至った結論は、

 

とにかく見守る。

 

何があっても、私はあなたの味方だよということをわかってもらう。

 

その二つをとにかくやっていくしかないんだなと。

 

そこからもしばらくは、何か追い詰められると癇癪を起こしたり、などの行動は見られたけど、段々少なくなり、気がつくと癇癪を起こさなくなりました。

 

癇癪を起こさなくなったきっかけっていうきっかけはありません。

 

ただ、息子がどんな癇癪を起こしても、ひたすら見守りました。

 

そして、落ち着いたら抱きしめました。

 

おそらく、そういった過程の中で、息子は徐々に「ママは僕のことをわかってくれてる」という気付きが出てきたんだろうと思います。

 

子育てって、本当に大変。

 

子供と向き合うことってしんどい。

 

なぜなら自分の弱点が丸裸になるから。

 

でも、そことちゃんと向き合ったら、ものすごく大きくて、あったかくて、プライスレスなギフトがもらえる。

 

これからも、うちのリザードン君は、思わぬところできっと色々と仕掛けてくると思います(笑)。

 

うまくいかないことも、思い通りにならないこともたくさんあるけど、私は多分そのギフトが好きだから、あきらめないでやるんだろうなーって思います。

 

ちなみに虚弱体質だったうちのリザードン君は、こんなにたくましい男の子になりました


 


 

みなさま、良い一日を^_^