彼女が忙しいので、僕の出番がめっきりと減った。


かろうじて、今、僕になっている…


そんな現状に。


彼女の心を覗かせてもらうと、複雑で、でも前向きな


心が見えてくる。


「係長と遠距離不倫なんて所詮できないよ」


そう寂しそうに笑った彼女。


「好きの気持ちは変わらないけれどね、次第にフェード

アウトもありかな?って思ってるのね」


「そっか…」


「大丈夫だよありのままの現状を受け入れるから」


「強くなったね」


「そぅ??」


彼女が強くなれば僕は必要なくて、


僕が存在する必要もなくなったってことだろう。


僕が消える時、


このブログが終わりを迎えるんだ。