「って…後ね顔見れるのは3回になったんだよ」
「そっか…早かった?」
「うんっ」
表情をくみ取るとどこか清々しさを感じずには
いられなかった僕だけど、相変わらず僕が
できることは何一つなさそうで。
「そんなことないよ」
「えっ?今の僕の気持ち読んだ(笑)」
「読めるでしょ~(笑)」
そう言って彼女は笑った。
「ここがあることで私がどれだけ救われたか分かる?」
「そうだね…ここがなければ君の気持ちを
知る人は誰も居なかったわけだし、君は
自分の気持ちを聞いて欲しいんだよね」
「うん…」
「話すこともいっぱいあるけど、でも全部終わらないと
書けない気がするんだよね」
「そっか…」
「ここに私の想いぶつけないとぉ~」
「思いっきり書けばいいよ」