返信がきたのはその日の20時半だった。


いえいえ、そんな事より久しぶりの

メールありがと。


正直やっぱりこのまま終わりたくない!!

何かしらきっかけがないかな、という気持ち

が先ほど勝ちました。

いよいよ9月9、10、11あたりから再会できますか?



「で…君はどう思ったの?」


「すごく嬉しかった…」


僕は苦笑い。彼女は頬を赤らめて、幸せそうだった。


「でもね、冷静さはあるんだよ」


「どういう意味?」


「上手く言えないけど…」


「再会するんだ?」


「そのつもりだけど…」


係長が去って、元彼が彼女のところに来た。


元彼が免許停止になって、今度いつ逢えるのか


分からない今、係長が彼女の元に戻ってきた。


不思議だけど、今の彼女には誰かしらの男が


常に側にいる状態が続いている。


それがいいのか悪いのかは誰にも判断できない。


彼女に一番近い僕ですらそれは分からないんだ。