さて、前回は大学を辞めてまで就職を考えたアルバイトを悲しい形で辞めることになった話でしたね。
傷心のまま実家のある福岡に戻ったんですが、約13年ぶりの福岡は愚痴を言える友達もいなくて、2,3カ月立ち直れないまま家に引きこもっていた気がします。
ちなみに、東京で作ってしまった借金は、両親に頭を下げて一括で返済を立て替えてもらいました。
もちろん返済することを約束して。
そんな訳でいつまで経っても家に引きこもっていては借金は返せないので職探し。
経験のあるファーストフードも考えたんですが、くそ田舎の実家近くにはそんなものはなく、一番近い所でも車かバイクがないと通えない。
しかも、東京よりも時給が100円ぐらい安かったので、少しでも早く返済したかったので断念しました。
そして選んだのがパチンコ店。
自転車で通える距離にあって、しかも高時給。
しかし、パチンコ店に対してはまだまだ偏見がある時代だったので、両親にはかなり反対されました。
少しでも早く返済したいという思いに加え、偶然5年生まで通っていた小学校で仲の良かった同級生がそのお店で働いていたこともあり、なんとか説得に成功し働くことが出来ました。
ここが、その後長いことお世話になるパチンコ業界人生の始まりでした。
尚、福岡に帰ってきて初めて働いたそのパチンコ店は先月にどうやら閉店してしまったらしいです。
コロナ禍で休業要請が出ている中でも強行営業していたので、経営が厳しいのは感じてましたが、第3波でギブアップだったようです。
思い出深いお店だったので寂しいですねぇ…。