当然かもしれませんが、人口や世帯数の増減は栗東市内で地域差があります。

そこで、人口や世帯数の増減を学区別や大字別で比較してみたいと思います。

ただし、全部書くとブログが長くなるので2回に分けて書きます。

 

今回は前編で、人口・世帯数・0~14歳人口・15~64歳人口・65歳以上人口の増減を学区別で比較します。

 

データは 統計情報/栗東市 (ritto.lg.jp) の栗東市人口データから引用しました。

 

 

学区別の人口

 

人口(各年1月1日時点)

 

人口の増減数

 

2020~2023年の人口は、治田、治田西、大宝で大きく増加し、金勝と治田東で大きく減少しました。

治田は全ての年で増加しました。治田西は2020年と2022年に大きく増加した一方で、2023年は大きく減少しました。大宝は2022年と2023年に大きく増加しました。

金勝と治田東と大宝東は全ての年で減少しました。

 

2023年は大宝と治田の増加幅が大きい一方、金勝と治田東では前年から1%以上減少しました。

 

 

 

学区別の世帯数

 

世帯数(各年1月1日時点)

 

世帯数の増減数

 

2020~2023年の世帯数は全ての学区で増加し、治田西、大宝、治田では大幅に増加しました。

1年ごとに見ても、減少は2021年の金勝と2022年の大宝東のみでした。

 

 

 

学区別の0~14歳人口

 

0~14歳人口(各年1月1日時点)

 

0~14歳人口の増減数

 

2020~2023年の0~14歳人口は、治田と葉山東のみ増加しました。その他は減少し、大宝東と金勝、治田東、大宝では大幅に減少しました。特に大宝東の減少が著しく、2020~2023年の4年間で3割近く減少しました。

 

治田は全ての年で増加しました。葉山は2022年に、葉山東は2020年と2021年に、治田西は2020年と2022年に増加しました。それ以外は減少しました。

減少数が最も多い学区は、2020年が大宝、2021年・2022年・2023年は大宝東でした。

 

 

 

学区別の15~64歳人口

 

15~64歳人口(各年1月1日時点)

 

15~64歳人口の増減数

 

2020~2023年の15~64歳人口は、金勝と治田東のみ減少しました。その他は増加し、大宝と治田西で大幅に増加しました。

治田と大宝、大宝西は全ての年で増加しました。一方、金勝は全ての年で減少し、治田東も2022年を除いて減少しました。

 

 

 

学区別の65歳以上人口

 

65歳以上人口(各年1月1日時点)

 

65歳以上人口の増減数

 

2020~2023年の65歳以上人口は全ての学区で増加し、栗東駅の近くにある大宝と大宝東で大幅に増加しました。

1年ごとに見ても、2020年の治田、2022年の金勝と葉山と葉山東、2023年の治田東が減少し、2023年の金勝が増減なしの他は、増加しました。

 

 

 

学区別の人口のまとめ

・全年齢の人口は治田・治田西・大宝で大幅に増加(ただし治田西は2023年に大幅な減少)、金勝と治田東で大幅に減少

・世帯数は全学区で増加傾向

・0~14歳人口は治田のみ増加傾向、大宝東・金勝・治田東・大宝では大幅に減少

・15~64歳人口は金勝と治田東を除いて増加傾向で、大宝と治田西で大幅に増加

・65歳以上人口は全学区で増加傾向

 

 

次回は、人口と世帯数の増減を大字別で見ていきます。