今回は、石部駅の新しい駅舎について書きます。
このブログでは原則、栗東市のことについて書きますが、不定期で周辺の市の話題についても投稿する予定です。
これが新しい駅舎です。
草津方面は左側から、貴生川方面は右側から階段またはエレベーターで線路の反対側に行ってホームに入ります。
線路をまたぐ通路です。
通路から線路を見るとこのような感じです。
ホームの横は資材置場?になっています。
北口広場への出入り口があります。
(現在は工事中のため、北口広場に出ることはできません)
ここに、貴生川方面の改札があります。
改札は南口と北口の両方
石部駅の乗り方が変わります/湖南市 (shiga-konan.lg.jp) より引用
石部駅の大きな特徴として、南口と北口の両方に改札があるということが挙げられます。そのため、場合によっては2階(自由通路)に上がらなくても列車に乗降できます。例えば、貴生川方面に行く場合は北口広場側から乗れば、自由通路まで上がらずに列車に乗れます。ただし、現在は北口広場が工事中のため、自由通路を通らずに北口から乗降することはできません。
隣の手原駅は橋上駅舎で、改札は2階のみにあります。この場合、列車に乗降するためには2階に上がる必要があります。普通の速さで歩いた場合、「駅外の1階から改札のある2階に上がって、ホームのある1階に降りる」という行為だけで1~2分はかかるでしょう。
一方、石部駅で北口広場から入れるようになった場合、北口と南口をうまく使い分ければ、行きも帰りも2階に上がらずに済み、1往復につき階段を上り下りする2~4分(1~2分×2)を短縮できます。通勤や通学で1か月に20往復する場合、1か月あたり40~80分も時間を節約できます。このように考えますと、石部駅を橋上駅舎ではなく現在の形に改築したということには大きな意味があったと言えます。
石部駅の北には滋賀県道4号線(元国道1号線)が通っており、北口広場に入れるようになると車でのアクセスが大きく向上します。石部駅北口広場から名神高速道路の栗東湖南ICまでの所要時間は車で5~10分ほどなので、道路交通の利便性はとても良いです。
石部駅の駅舎改築と北口広場開設によって利便性が上がり、駅周辺がどのように変わるか、注目したいと思います。