栗東市には、「くりちゃんバス」というコミュニティバスが走っています。

(以下の路線図や時刻表は全て、jikokuhyo2021.pdf (ritto.lg.jp) から引用しました。)

 

これは栗東市とその周辺のバス路線図です。

今回は、Dの「葉山循環線」を取り上げます。

 

 

葉山循環線は済生会病院を起点に、葉山学区や葉山東学区を中心とした地域を1周する循環バスで、右回りが1日5本、左回りが1日4本運行されています。

 

私は、2023年11月2日(木)に、葉山循環線右回りで済生会病院13:15発のバスに乗って1周しました。

 

 

始発の済生会病院では、私1名が乗車しました。

 

バスは葉山学区で最も賑やかな場所を通りますが、この付近のバス停から乗り降りした人はいませんでした。

 

林西交差点で、国道1号線を済生会病院方面に少し戻ります。

この後の「葉山農協前」バス停で1名が乗車し、車内の乗客は2名になりました。

 

バスは草津線沿いを走ります。

この後、「北尾団地」バス停で1名が乗車し、車内の乗客は3名になりました。

 

車窓からは名神高速道路の栗東湖南ICが見えます。

しかし、ここから栗東湖南ICを通って高速道路に入るためには、栗東市と湖南市の市境付近まで行って戻ってくる必要があります。

 

葉山東小学校の前を通って手原駅に向かいます。

葉山川は昔、この道路の場所を流れていたらしいです。

 

手原駅で1名が下車し(乗車はなし)、車内の乗客は2名になりました。

 

その後、「市役所前」バス停で1名が下車して車内は私だけになり、そこから終点の済生会病院までの途中で乗降はありませんでした。

 

 

まとめ

 

今回私が乗車した葉山循環線のバスは、乗客が最大でも3名にとどまり、低調でした。

葉山循環線の利用が低調な理由としては、以下の点が挙げられます。

・運行経路周辺の人口があまり多くない(手原駅周辺は人口が多いけど、手原駅周辺の住民が手原駅や市役所、済生会病院に行くときには、このバスを使わずに歩きか自転車でこれらの場所に行くだろう)

・国道1号線には、草津駅まで直接行くことができる滋賀バスが通っており、列車に乗って大津・彦根方面に出かけるときは、葉山循環線のバスで手原駅まで行くよりも、滋賀バスで草津駅まで行った方が楽である

 

栗東駅は手原駅よりも便利なので、葉山循環線のバスを栗東駅まで運行させたら、もう少し多くの人が葉山循環線に乗るのではないか、と私は思います。