以前「LUMIX G1」で同じような実験してみたのですが、「LUMIX GF1」でもフォーサーズ用レンズとの相性を調べてみました。
取扱説明書では、コントラストAF未対応レンズはMFになると書いてあり、当然、所有しているオリンパスのフォーサーズレンズの内ハイスピードイメージャAF(オリンパスではコントラストAFをこう呼んでいる)非対応の下記のレンズを装着して電源スイッチを入れてもバックモニターには次のようなメッセージしか表示されません。
△ ZD ED12-60mmF2.8-4.0SWD
△ ZD 35mmF3.5マクロ
△ ZD ED50mmF2.0マクロ
△ ZD ED18-180mmF3.5-6.3
残念ながらAF作動に関しては「MFモード」でしか使用できませんが、替わりにマニュアルでフォーカスリングを廻すと瞬時に拡大モードになる(オン・オフ可能)のでピント合わせは正確に出来そうです。(ゴリゴリとしてスムーズに廻せない電子式のヘリコイドのZDレンズは、いつまで経っても操作に違和感が有りますが・・・)
自社製品の意地かオリンパス「E-P1」はこれら非対応レンズについてもコントラストAFが使用可能(但し、激遅ですが・・)になっていますが、パナソニックはフォーサーズにキッパリ見切りをつけたのか積極的な対応はしていませんので、今後、よほどの事が無いかぎりマイクロフォーサーズ一筋で、フォーサーズに再び戦線復帰することは無さそうです。
パナソニックはフォーサーズ規格どころか、近い将来より大きいサイズ規格のカメラに手を出す可能性も無いとは言えません。何んせ、ミラーレスのカメラなら複雑なミラーボックスに大きな開発費用を掛ける必要もないので、家電メーカーでも画像素子の大きなカメラを作るのは容易でしょうから・・・。
そんな時代になったら、キヤノンやニコンなどカメラの老舗メーカーも日本や韓国の家電業界が作る安価なレンズ交換式ミラーレスカメラに追い落とされたりして・・。
ちなみに下記のハイスピードイメージャAF対応レンズでは全て問題なくAF-s(AF-cは不可)が出来ました。
○ ZD ED14-42mmF3.5-5.6
○ ZD 14-54mmF2.8-3.5Ⅱ
○ ZD 25mmF2.8
○ ZD ED40-150mmF4.0-5.6
○ ZD ED70-300mmF4.0-5.6
GF1に「ZD ED50mmF2.0マクロ」を装着すると、レンズが大きく見えます。
上のセットで、MFで少し試写してみました。
白い彼岸花が近くで咲いていると聞いたので、急いで自転車に乗って行ったらまだ何輪か咲いていました。
(普段の運動不足がたたって、現場に着いたら息が切れてMFで撮った写真はピンぼけばかりに・・・)
自転車で走っていると、路地に面した窓からお経の声や線香の匂いが・・・・、今日はお彼岸の中日です。
【撮影:LUMIX GF1+ZD50mmマクロ+フォーサーズアダプター】