こんにちは。

採用・定着・育成の専門家、山田真由子です。

 

昨日は、ある企業にて社会保険適用拡大の説明会を行いました。説明会では、以下の内容についてお話ししました。

 

・社会保険適用拡大とは何か

・年金制度の理解

・被保険者の種類による給付の違い

・手取り金額と将来の年金に及ぼす影響

・年金の繰り上げ受給、繰り下げ受給

 

制度の説明は難しくなりがちですが、できるだけ平易な言葉を使い、皆さんに興味深く聞いていただけました。

 

2024年10月以降、51人から100人の事業所では、週の所定労働時間が20時間以上、月額賃金が8.8万円以上、2か月を超える雇用の見込みがあり、学生ではない方が社会保険の対象となり、被保険者になります。

 

説明会後には、個別に質問を受けました。

例えば:

「夫の会社にはライフサポート手当がありますが、私が社会保険に入るとライフサポート手当はなくなるのでしょうか?」

 

→この質問には、夫に会社の就業規則を確認してもらうよう回答しました。ライフサポート手当の目的や対象者は就業規則に記載されているはずです。

 

「69歳の夫がフルタイムパートで働いており、現在は夫の扶養に入っています。私は来年60歳になりますが、そのとき扶養はどうなりますか?」

 

→この質問には、60歳になると夫の扶養には入れなくなるため、社会保険に加入するか、ご自身で国民健康保険に加入するか選んでいただくことになりますと回答しました。

このような質問を通じて、多くの方が悩まれていることを改めて認識しました。