こんにちは。

採用・定着・育成の専門家、山田真由子です。

 

最近、職歴の浅いZ世代を対象としたビジネスマナー研修の依頼を受けました。参加者は初めての就職活動を控える方から、転職に踏み出せない方まで様々です。

 

研修でのアイスブレイク後、「これから面接練習をします」と告げると、急に緊張で言葉が出なくなる参加者がいました。そこで、彼らに「なぜそう感じるのか」と問いかけたところ、敬語の使い方や失礼のない対応に囚われ、失敗を恐れていることがわかりました。

 

この機会に、「面接は相手を知り、自分を知ってもらう場」という新たな意味づけを提案しました。「完璧を求めるのではなく、ありのままの自分を見せることが大切です」と伝えると、彼らの表情が一変しました。

 

さらに、失敗を恐れている受講生には、面接での緊張について自己開示することを勧めました。「緊張しています」と正直に伝えることで、リラックスできるようになるのです。

 

Z世代には、ビジネスシーンでの自己表現の仕方を変えるだけで、彼らの持つ可能性が大きく広がります。意味づけの力を信じて、自信を持って一歩を踏み出しましょう。