助け合い補い合うから夫婦です。

先日の”高校生レストラン”の打ち上げをしました。

先生方も交えて「すき焼きパーティー」でした。

一生懸命な高校生、可愛い子達です。

世の中の、社会の、ここが解らないってことある？

先生とは違う立場でアドバイスするから、って生徒に尋ねてみました。

「今いるバイト先のシェフが理不尽なことを言うことがある・・・」

（言っていないことを言ったと言う・・、昨日と違うことを突然言う・・etc・・）

二つの切り口での答えをしました。

一つは、さる有名な建築家は、若い時に経験しておくべきことの一つに「訳の解らない理不尽な苦労」をあげていた話しです。

その理不尽な経験が、自分がトップに立った時に、既成の枠を打ち破っていける土台となります。
進歩こそが継承と言われる世界では理解できる考え方です。

もう一つは、調理場や店舗は何人で運営していても一つのアイデンティティーで運営されていないといけないと言う話しです。

自分の頭の中だと、昨日考えていたことと今日行動することが違うことは多々あります。

昨日今日どころか、ほんの数分で違う考えになることもあります。

自分の頭の中なら考えが変わること、変えること、勘違いや間違ったことがあってもＯＫなのに、一つのアイデンティティーのチームに入っている中で、”考える”と言う重責を背負っているシェフに、いちいち説明や理由の伝達を求めるのですか？とお話ししました。

すごく解りあった関係、夫婦も同じですよね。

結婚後、時間の経ったご夫婦ですと、
「そお言う人やから・・・」
「そお言う所もあるんだけど・・」
と理解しあってる部分です。
婚活での交際中だと、ある程度進展した後、親しい関係になったがゆえに目についてくる部分でもあります。
ここから先は、力を合わせて一緒に幸せな人生を歩いて行くお相手として見て欲しいです。
ご成婚（婚約）へのハードルは、お相手探し、お見合い、交際よりもここの理解と覚悟のハードルが実は一番高いです。

凸凹は誰でもあります、助け合い補い合うから夫婦です。
だから絆は深まり、幸せ、喜びがあるのです。

この方で本当に良いのかな？と思う時は思い出して欲しいです。

素敵な出会いと恋愛、幸せな結婚をお祈りします。

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アドバイザー・仲人士　新井弘道　ＬＩＮＥ