こころは優しい言葉や態度で癒される

滋賀カウンセリング・スタイルの上田　恵美子です

昨年より体調がイマイチになり、胃腸炎やインフルエンザで回復まで長引いて辛い思いをしていました。

そんな時、義母も体調を崩し訪問看護師さんが義母の様子を看にきてくださいました。

義母の数日の様子を伝え、私の話にも耳を傾けて下さいました。

そして

「大変だったんですね、お疲れが溜まってたんだと思います。

無理せずお大事になさって下さいね！」

その言葉を聞いた瞬間なぜだか涙が流れ出しました。

今までの疲れが飛んでいったように気持ちが軽くなりました

そうそう、疲れてたのよ

自分の体調が悪くても義父母の介護はしなければならない

家事だって、手抜きしながらでもやらなきゃ！

こんな縛りが私をさらに追いつめていたんだ。

本当に分かって欲しいのは夫

夫から、こんな言葉を期待していた

期待はずれになると分かっていても、一応来たいしてしまいます・・・。

こころが折れて、傷ついて、ボロボロになっている時

誰かにこんな言葉をかけられたら

あ〜〜そうなんです！そこ分かっていただけますか？嬉しいです！癒される〜！

って気持ちになります。

うわべだけの言葉で

辛いですね、苦しいですね、と言われてもこころに響かない

本当に相手を想ってかけてくれる、かけてもらえる言葉は

こころに響いて固まった気持ちを溶かしてくれる

イソップ物語の「北風と太陽」

あのお話のように旅人の上着を脱がせるには冷たい風を送るのではなく、暖かな日差しに我慢出来ずに上着を脱いでしまった旅人。

北風は負け、太陽が勝ちました。それと同じです。

人の気持ち、こころを動かそうと思うと暖かく優しい、思いやりが伝わる言葉をかけたり、態度でひとのこころは動く

その人をどれだけ理解してあげられるか

その人の立場を分かってあげられるか

同じ立ち位置にいるか

そんな気遣いで人と人の関係は上手くいったり、ギクシャクしたりするんですね。

人間関係は職場でも難しい問題です、「北風と太陽」を思い出して小さな実践の積み重ねで上手くいかないと悩んでいた人間関係が上手くいくかもしれませんね。

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今日の執筆カウンセラー

上田恵美子カウンセラー

１９６０年生まれ　彦根市在住。
２６歳のとき夫と結婚、２男、１女の母、嫁ぎ先も自営業を営み義父母と同居の大家族のもと過ごす。現在は、夫と共に事業をサポート。母の嫁姑の関係を子供の頃からみて育ち、嫁いでからは自分が嫁の立場になり義父母との確執に悩みながらも、育児、家事、仕事との両立。高齢になった義父母の介護。長男の非行、次男の進路の迷い、娘の不登校と、子供の成長に伴い問題も変わっていきました。
同じ環境、境遇の人の方の悩みに寄り添い、話を聴き、こころの通ったカウンセリングを目指しています。

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