食品のカラクリと暮らしの裏側より転載

2019年03月31日

 

回転寿司店では先輩板前が握った皿は古くなっても後輩は下げられない

https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/d9b4d75bf1cd727140caa9dc07fce209

 

 

ーーー転載開始ーーー

 

 回転寿司店の多くは、アルバイトが単にシャリの上にネタを乗せただけの握りばかりです。

厳密には握りではなく、“ネタ乗せシャリ飯”なのです。

本来の握りは、シャリにネタを乗せてから、板前の絶妙な握り具合によってネタとシャリの一体感が深まり、随分と味や旨みが増します。

ところで私達には、レーンを流れる握りは皆同じように見えます。

しかし板前同士では、ネタとシャリの握り具合から誰が握ったのか一目で分かるそうです。

そのため後輩が乾いたネタが回っていることに気付いても、先輩の板前が握ったお皿を下げることは到底できないのです。

皆様の会社は上司との関係が厳しいですか、それともラフですか? “調理場の世界”は、想像以上に上下関係が厳しいのです。

強権性が強い店では、後輩が良かれと自主的に古くなった皿を下げるのは酷なことです。

しかし問題は、店長の立場の人間さえも、お客様より古参板前に気を遣い、古いネタを見て見ぬ振りをすることです。

店長の役割は、真っ先にお客様に気を遣うのが重要な仕事であり、当たり前のことです。

中小店には大なり小なりこうした難点があり、改善や対策が進みません。

でもお客様が第一の姿勢を打ち出さない回転寿司店は、いずれ淘汰されるでしょう。

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。

 

 

ーーー転載終了ーーー

 

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