どもども!
しふです!
念を込めた後のジェラート屋さんのお話。
昨日も載せた写真の使い回し。
昨日も書きましたが、元々はインスタかFacebookかで流れてきたお店です。ネット記事だったか広告だったかも忘れました。
このお店は田舎の中の田舎の立地。小さい集落間を結ぶ道路沿いにありますが、決して通行量は多くありません。兵庫の田舎の田舎あるあるで、山あいの谷間を縫うように走る道。両側には森と山で視界も開けず、ようやく出た少し開けた場所に小さな集落がある。お世辞にも「住みたい」とは通り過ぎるだけの私には思えない地域。
しかも、バイパスや高速のインター、大きな集落、いわゆる田舎の都会からはかなり離れています。賃貸仲介さんのあるような立地からもかなり遠いんです。
なのに、お客さんはひっきりなし。季節が良いのはあるでしょうが、びっくりするほど集客されてました。駐車場は10台くらいだったかと思いますが入れ替わり立ち替わりで私がいた時間はほぼ満車。
ジェラートはコーンのダブルで八百円と単価もまあまあ高いです。ちなみにシングルは六百円。ここまで来て200円の差に我慢してシングルで、とはならないでしょう。値付けも上手いです。
そして、価格に見合った結構な量を盛ってくれるんです。
えっ、ちょっと多いかな…
となった50代ですが、ペロリといけるサッパリさ。ブラウンスイス種の牛乳はサッパリしてるのが特徴だそうで、ジェラートも驚きのサッパリさでした。完璧な製品設計でした。
原料は自分の牧場で作る牛乳。
ブラウンスイス種が希少なのは牛乳の収量が少ないためだそう。育てるコストは大差ないでしょうから、収量が少ないと単価を上げるしかない。この牛乳の価値がわかる人はいても、それに見合う売値で売るのは難しいでしょうし、定期的に安定して販売するのも難しそうです。なんせ田舎の田舎ですから。しかも牛乳は腐るのが早い。しかし、ジェラートにして冷凍すれば、冷凍で送れる今ならオンラインで売れるし在庫もある程度できる。
そして、それを可能にするネット広告もある。
すごいですよね。
偶然ですが、6次産業化の理想を見れました。なんか嬉しいです。
さてここでもう一度言います。
後はラスボスに吉報を!何卒!
しふ