どもども!
しふです!
続いてます!
ただ、これまで書いてきたように女子は大学院は止めとけ一択だけかと言うとそうでもないと言う思いもあったりします。
まず、私の経験はもう30年近く前のものであること。
専門知識を除くと、私が院で学べたと思ったようなことは先に書いたように今の学生は中学生高校生でやっています。ムッスメ達の参観日に行っていつも驚いていました。ということは同じ院の二年間で専門知識の習得により多くの時間を割けるということです。
そしてPCが普及したこの30年の知の蓄積はものすごいものがあるはず。私が大学院時代に30年前の論文なんて読みませんでした。30年前の知は大事なものだけが教科書に残るレベル。院生が研究のために読むのはせいぜい10年前でした。知の総量は大幅に増えており、今は大学院まで行かないととても世の役に立たないレベルだったりするのかもしれません。
次に、学歴は本人の意識と行動に大きな違いを与える可能性があると考えていること。
周りを見渡して思うのは、学卒、高専卒の人たちは英語が苦手だったり、上昇志向が弱かったり、視野が狭い人が多いような気もします。n数も小さいので学歴に起因するものか分かりませんが、昔先輩がこんなことを言ってました。
旧帝大卒の奴らとは能力には大した差はないが奴らには「自信」がある、大変な受験を乗り越えてきた、周囲からすごいと言われてきたことから持つ自信がある。
難しい仕事でも受けるのは、自分なら出来るという自信。私自身、大学院卒なんてすごいねと言われたことがありますし、父は、息子が大学院を出たことが、自分の力で大学院まで通わせたことが、誇らしいようでした。それは父が夜間の大卒であったことも関係しているかもしれません。院卒であれば学卒、高専卒が尻込みする仕事でもやらされるし、何とかしてこなしていく。この辺りは上昇志向の差につながっているのかもしれません。これは時間や費用と言ったコスパで測れるものではありません。
そして、私の経験は中流のものであること。
トップオブトップであれば大学院で学べることもレベルが異なるはずですし、大学四年で社会に出るのは知識不足な面もあるでしょうし、入社後もその知識を使って仕事をすることもあるでしょう。その場合は私の場合とは逆で、学卒の人間とは知識を蓄積してきた2年のアドバンテージがあり、3年目の人間と遜色ない仕事ができるわけです。人脈も全然異なります。トップオブトップの経験や教授・学生の人脈は人生に大きく寄与する可能性はあります。投資以上のリターンを得られるのであれば、自身のレベルを上げてから社会に出るというのもありでしょう。
こんなことも考えながらも、総合的に見ると、自身の年齢に関わる期限がある出産という難題を持つ女子には、貴重な出産前の時間を年単位で使う大学院や、ロバートキヨサキのキャッシュフロークワドラントで言うEBSIのEとBの仕事である医者、弁護士などのかけた時間を報酬に変える系の仕事は向いていないと思っています。
ムッスメたちがこの分野についてもっと勉強したいから大学院に行きたいと言ったらこの話をしてみようと思っています。産むか産まないかは本人の自由です。知らずに時間を使ってしまい、産みたくても産めない、と言う状態にはならないようしっかり知識を持って生きていって欲しいと思っています。
つらつらと書き連ねてみましたが、結局は、いくら娘が大学院行って勉強してその分野の専門家になって企業に入って、バリキャリの長時間労働で企業で偉くなっても、外からは見えません。外から見えるようになるのは部長クラスでようやく新聞の異動欄に載るくらいになってからですよね。業務が細分化され、高度な専門知識を持って分業している仕事の話を聞いたってわからないし面白くもないでしょう。そして芽が出るまでは表には出てこないし、ずっと表に出ないままキャリアを積む可能性もあります。いつも家にいないのを心配するばかりになるでしょう。ジジババになってからそんな心配するより、娘の会社の決算書を見たり、孫を見てる方が楽しいですよねwww
産める状態なら産むと思うんです、子どもを育てるのは楽しいって親である私たちがずっと言ってるので。
私の余生が楽しくなる方に誘導したいと思いますwww
しふ