どもども!

しふです!爆笑

 

女子のキャリアと大学院について私の考えを整理するために書いてみようと。

うーん、ムッスメが院に行きたいと言ったら…と言うのが発端ですキョロキョロ

 

学卒と院卒とについて人生の振り返りを書いたときに似たことを書いたかもしれませんがまた書いてみようかと。

 

全然自慢にはならないのですが、私は二流国立大学の理系の院卒、修士課程修了です。流石の理系院卒、あっという間に就職は決まりました。

 

さて入社後。

 

初任給は学卒よりは高いものの、学卒の3年目と同じくらいか低いくらいでした。

昔は学卒も沢山いたようですが、私が入った頃は院卒ばかりで、二流大院卒の私はただの一兵卒。院卒だからと言って特に優遇なんかはありません。

もちろん、学卒の3年目の方が仕事ができます。そりゃそうです、対して能力に差はないのに、もう2年も働いてますから。

 

ん?俺は何のために院に行ったの?

 

院卒の方が教授推薦取るの有利で、就職でいいところを選ぶためにしか役立ってなくない?

 

修士課程で学んだことは、それなりの専門知識、自分で課題を見つけて検証して論文を書いて発表する力、学問に関係なく海外経験をする時間。このスキルは開発業務をする時には生かされますが、それ以外への応用は難しい。

 

ん?この程度のことなら学部の時にやってれば院に行かんでも良かったんやないの?

 

院に行くと2年かかります。

 

1年で250万くらい、2年で500万使ったかと思います。

 

学卒ならその間仕事して稼いでます。年間300万、2年で600万です。

 

プラマイで言えば1100万の差があります。

 

将来アカデミアに行くなら別ですが学生をしていて仕事に関する人脈が伸びることはありません。仕事をすると当然仕事に関する人脈は伸びます。それが社内の人脈だけであろうと役には立ちます。

 

つまり、25歳の時点で1100万、2年間の経験から得られる仕事力の差と、時間の差と、人脈の差が付いているわけです。

 

これは高専卒の人間と仕事をした時にも思いました。同い年でも私より4年早く仕事を始めているので全くレベルが違いました。

 

2年で付いた差が、30年近く働いている今、埋まったのかと言われると、埋まったような埋まらなかったような、です。院の2年間で得た力がその差を埋めてくれたのかと考えても、分からないとしか言えません。

 

トップオブトップで研究をするなら修士、博士と進むのは良いでしょうけど、アカデミアに進むことなく一般企業に就職して仕事をするなら、決まった年数で拘束されて確実に時間とお金を取られ、学歴が手に入るだけの大学院に行く意味はない。

 

大学院は、お金と時間を出せる人に少し箔をつけてくれるという学歴ビジネス。

大学院生は搾取される側。

 

これが二流大院卒理系の私の体験からの結論です。

 

少なくとも金銭的、仕事のレベル的には、大きなメリットはありませんでした。

 

続きます。

 

しふ