どもども!
しふです!
全然使ってなかった読書カテゴリ、久々に書いてみようかと。
読んだ本はこちら。
2019年の本です。
この本に社会保障負担を賄うために最低賃金を上げろという話が出てきます。
P156
いま現在の社会保障負担を生産年齢人口数で割り、一人あたりの負担額を計算します。…1時間あたりの負担額を計算してみると、2020年では824円になります。
これはつまり、2020年に最低賃金が824円を超えている労働者はとりあえず最低限、社会保障分だけはどうにか負担できるということです。
P157
2030年になると、1時間あたりの負担額は1,137円です。
平均で物事を語るのは嘘つく時という印象ですが、これは根拠をうまく説明できないものの、あながちはずれてないと思ってます。(思いたいバイアスかも)
日本はもう円の価値を保っていては借金を返せず国家を維持できない。最低賃金を上げ、円の価値を下げて税収を上げて借金返済の負担を軽減するのが国の目論見でしょう。というかそれしかない。
H県の最低賃金は年々上がっています。2019年のH県の最低賃金は899円で、2022年には960円まで改定されてきました。ちょうど新聞にこんな記事が出ていました。
一部引用します。
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同日に答申された新たな最低賃金は、大阪府が1064円(引き上げ幅は41円)、兵庫県が1001円(同41円)、滋賀県が967円(同40円)、和歌山県が929円(同40円)だった。
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本のストーリーと似たルートを描いています。政策決定者が影響を受けているかと。
2030年の最低賃金はこの本にあるように1137円までは行くでしょう。11%アップです。
当然家賃も11%上げます。
2030年は7年後。家賃が10%上がり、築年の減少により売却時の表面利回りは下がるものの物件価格は変わらないのではないかと。
今1億円6.5%なら650万。7年後は715万。売価1億円で7.15%。
さあこの読みは当たるでしょうか?
私は当たる方に賭けています。
しふ