中途半端で | shiftsdのブログ

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それより、オマエ・・・、そう言えYou Find昇華在線ば、あの指輪はどうした?
ミクさんに渡したのか?」
ああ?
まあね・・・、まあ君らの段取りを無駄にしちゃあ悪いと思って」
それで?」
とナカバヤシは自分のグラスに泡盛を注ぎつつ、どうもその後が気になるらしい。
それでって?」
だから、復活するのかよ?
オマエも上のおふたりさんみたいに」
さあ、どうかなあ?」
さあって、指輪渡しておいてさあもねえだろう?」
あれはさあ、なんかお互いの思い出の証って言うか?
これからもきっと・・・ずっと続く友情の証としての指輪?
そんな感じかなあ」
とホンジョウも追加の泡盛を自分のグラスに注ぎ足しながらそう言った。
そんじゃあ、あれか?
あのヒーラーのヒカルさん?
彼女とつき合うのか?」
いや、それもどうかと思ってて?」
なんで?」
うん。
自分でも正直よくわからないんだよ。
その辺のところもどうなのか。
オマエだってそういう時、あるだろう?」
俺は、オマエ。
最近はめっきりオンナとはつき合ってないから・・・、もう忘れたよ、そういう感じ」
そうか」
しかし、なんだねえ。
オマエが相変わらず中途半端で、上のふたりはベッドでギシギシってのもどうなんだろうねえ?
あれ、そういえば音・・・、止んでない?」
とナカバヤシは両手を耳の後に翳し、不審そうに天井を見る。
ああ、本当だ。
どっちも終わったみたい」
アイツら対抗し合ってるのかなあ?」
どうだか。
まあとりあえず、年末前にアイツらには春が来たってわけだ」
オマエのシェアハウスのおかげだよ。
愛をよみがえらせるシェアハウス?ってか?」
主催の俺にはよみがえってないんだけどね」
ああ、そうだ・・・、あのモトコだっけ、ユリエだっけ?
あれは、どうした?」
ない ない」
そっか。
それにしてもこれから・・・独り身の冬は寒いぞ」