まず前提として『家庭環境』と『それぞれの性質』によってだいぶ変わってくると思う。
その上で
①子供の頃はよく喧嘩していたけど大人になったらしなくなった
②子供の頃は喧嘩していなかったけど大人になったらするようになった
③喧嘩をするほどそもそも仲良くない
④自分で選択した友人関係のように仲がいい
に分かれるのかなと。
意外と、子供の頃からずっと激しく喧嘩して、大人になってもそれが続いている人は少ないのではないでしょうか。
『喧嘩』って、元々は、漢字に口があるだけあって、わぁわぁ騒いでうるさい、うるさい言い合い、みたいな意味。
喧嘩は自己と自己の主張のし合いなので、大人より、自己中心的な子供の方が喧嘩になりやすい。
だけど、その喧嘩を通して、子供たちは全てが自分中心で動いているのではないことを学んでいくんですね。
そういう意味では、喧嘩をさせる(見守る)っていうのは子供の成長にとっても大切。
親が、『喧嘩はダメ!』と先回りして無理に仲良くさせようとすると、その場では喧嘩をしないかもしれないけど、心の中では相手に対する怒りが溜まっていったり、自分の意見を言えなくなってしまったりして、なかなか心が育ちません。
これは先日の投稿の境界線の話にも繋がるのですが、適度な喧嘩を通して子供たちは適切な相手との距離感だったり、自己の統制の仕方だったり、人との関わり方を学んでいきます。
兄弟喧嘩を小さい頃からさせてあげて、必要であれば親が介入することがあっても、お互いを黙らせて無理やり謝罪に持ち込むのではなく、お互いの意見を述べる機会を必ず与えてあげることはとても大切だと思っています。
うちでは、姉弟激しく口喧嘩をしますが、基本的に見守ります。お互いにヒートアップしすぎて手が出たり、頭に血が昇って癇癪を起こして大声をあげ始めたら一旦引き離して、レフリー役を務め、1人ずつにマイクを渡すそぶりで、主張を聞きます。
すると、最初は互いに
『だって◯◯が!!💢』
と相手を責める言葉なのが
『自分は△△したかった‼️』
『△△が嫌だった。』
と自分の気持ちを吐き出す言い方に変わり
そこまでくると、だいぶ気持ちが落ち着いてきて、さっきまで感じていたものすごい怒りに対して自分でも違和感を感じ始めます。
毎日毎日喧嘩をしますが、
喧嘩をしていない時はとても仲が良く、絆も強い、そんな関係です。
いつまで姉弟喧嘩をするかは分かりませんが、出来れば、自分の意見のぶつけ合いはずっとして欲しいなと思います。
喧嘩、仲直りのプロセスを経て、
相手との間に適度な境界線を引き、自分の心を守り、相手の気持ちを尊重することを学んでほしいし、自分もそう出来たらいいなと思うのですが、大人になって兄弟喧嘩って意外と難しいですね😅
『あの人はこういう人だからもう言わずにおこう』みたいな変なレッテル貼りをしてしまったり、関係性が崩れるのを恐れたり、
修復にも時間がかかったり、
修復できないような根深い崩壊に繋がったり
だからやっぱり、小さい時はたくさん喧嘩して、仲直りの仕方を覚えていくのは
とても大切なんだなぁと思います。
結果#兄弟喧嘩は何歳で落ち着くのか
は、幼少期から適度に喧嘩ができる環境で、互いの意見も聞く練習が出来ていれば、10代前半位には落ち着くのではないかと、でもその後も適度な喧嘩を繰り返しながら絆を深めていくのが兄弟なのかなと思いました😌