個別指導塾の時間割作成にAIを使いたいという声がある。

ただし、AIという言葉が何を指しているかによって、できることが大きく変わる。

 

ChatGPTやGeminiなどの対話型AIに時間割作成を依頼することは可能である。

ただし、生徒の受講可能時間、講師の勤務可能時間、対応教科・学年、契約コマ数、指導形式、ブース数、NG条件などを同時に満たしながら、授業として成立する候補を正確に判定することは、対話型AIが得意とする処理ではない。

 

対話型AIは文章を生成する技術である。

制約条件を構造的に処理して成立性を判定するスケジューリングエンジンではない。

 

また、「AIが自動で時間割を組む」と説明されているツールの中にも、AIが行っているのは生徒個別の月間カレンダー・教室掲示用の時間割の自動出力、ダブルブッキング警告、講師と生徒の予定を照らし合わせながら授業を入れていく作業の補助にとどまっており、制約条件に基づいて成立性を判定し、配置を自動生成・再生成しているわけではないものが多い。

対話型AIとスケジューリングエンジンは別物である。

 

個別指導塾の時間割作成でAIという言葉が使われていても、それが文章生成なのか、制約条件に基づく成立性判定なのかを区別する必要がある。

 

shiftect. for EDUCA は、対話型AIではなく、shiftect.(不変コア)の技術をベースに、制約条件と成立性判定を前提とした個別指導塾向けのスケジューリングSaaSとして開発が進められている。