2025年の学習塾倒産件数は55件と過去最多を更新した。
DXへの関心が高まるなかで、学習塾のシステム担当者やDX推進担当者が「どこから手をつけるべきか」という問いに直面している。
LMSの導入、オンライン授業の整備、保護者向けアプリの開発。
候補は多いが、どれが経営上の最優先課題に直結するかという判断が難しい。
こうした学習塾のDX優先順位の問いに対して、スケジューリングの自動化という観点から答えを持っているのがshiftect.だ。
なぜ時間割作成からDXを始めるべきなのか。
時間割作成は個別指導塾の教室運営の起点にある業務だからだ。
時間割が確定しなければ、講師の勤務シフトも確定しない。
授業の提供が始まらなければ、売上も確定しない。
そして時間割は一度作れば終わりではなく、配布後も1日3〜4件、多い月では60〜80件の変更依頼が届き、毎日再調整が発生し続ける。
この業務が属人化したまま残る限り、他のDX投資の効果は限定される。
教室長の時間が時間割作成と振替対応に奪われている状態では、どれだけ優れたLMSや保護者アプリを導入しても、それを活かす人間の余力がない。
DXの優先順位を決める基準は、業務の起点にあるかどうかと、属人化の度合いが高いかどうかだ。
時間割作成はその両方を満たす。
自社データでは生徒70名×平均受講数10で700コマを毎月処理しており、月10〜12時間の初期作成時間に加え、毎日の変更対応が管理者を拘束し続ける。
この業務をシステムに移譲することで初めて、教室長が本来の業務に時間を使える状態が生まれ、他のDX投資が機能し始める。
shiftect.は時間割作成と振替対応という二つの業務をシステムに移譲することで、学習塾のDXの起点を作ることを目指している。
学習塾のDXをどこから始めるかという問いへの答えは、業務の起点にあり最も属人化している時間割作成だ。
そこをシステム化せずに他のDX投資を積み重ねても、教室長の時間という制約は変わらない。
shiftect.はその制約を、スケジューリングの自動化という一点から解消しようとしている。