塾フランチャイズ本部がこれまで各教室から把握できていた情報は、入退会数・売上・生徒数といった点の情報だった。
ある月の売上が下がった、生徒が減った、という結果は見えても、なぜそうなったのかというプロセスは見えなかった。
本部が問題に気づくのは、教室長からの報告が来てからか、数字が悪化してからだ。
個別指導塾のフランチャイズは他業種と異なり、各教室のオペレーションが現場の教室長に委ねられており、本部からはグリップできていない。


shiftect.のOEM提供によって、この構造が変わる。

各教室の時間割作成と振替対応をshiftect.が担うことで、本部は各教室のオペレーションをリアルタイムで把握できる状態になる。
どの教室でどの講師がどの生徒を担当しているか、振替がどれだけ発生しどう対応されているか、時間割の充足率はどの水準にあるかという線の情報が本部に届くようになる。
点の情報だけでは「結果が悪くなってから動く」しかなかった本部が、プロセスの段階で問題を察知し介入できる体制に変わる。

線で見えるようになることで、本部の加盟校支援の性質が根本から変わる。
業績が落ちた教室に何が起きているのかを知るために教室長へのヒアリングや訪問をしていたものが、オペレーションのデータから直接読み取れるようになる。
さらに本部が定めるスケジューリングのポリシーをソフト制約として設定することで、全加盟教室の時間割生成にそのポリシーが反映される。
広告・マーケティング支援にとどまっていた本部の価値が、オペレーション支援という領域にまで広がる。

shiftect.のOEM提供が塾フランチャイズ本部にもたらすのは、各教室のオペレーションを点から線で把握できるようにすることと、本部のポリシーを全加盟教室に反映できるようにすることの二つだ。
この二つが組み合わさることで、本部は「結果を管理する本部」から「プロセスを支援する本部」へと変わることができる。
 

チェーン経営の質を根本から変えるこのインフラを、shiftect.はOEM提供という形で実現しようとしている。