せっかく独占したポジションも
世界観を壊してしまい失った
脱落することを防ぐ
ポジショニング戦略で起業をサポートする
アントレサポートコーチ
池松コウイチです。
ポジショニングが大事だとは
いつもお伝えしていると思いますが、
せっかく掴んだポジションを
自ら世界観を壊してしまい、
失敗した事例をご紹介します。
もう夏も終わり秋になってきましたが、
夏と言えば、サザン？花火？
アイスでしょ！
夏の暑い時期に食べる
アイスは最高ですよね。
そのアイス業界で
「高級アイス」というポジション
恐らく、ハーゲンダッツを
思い浮かべると思います。
しかし、一昔前は
どうだったでしょうか？
レディーボーデン
若い人は知らないかもしれませんが
私の子どもの頃は、高級アイスと言えば
レディーボーデンでした。
しかし、そのポジションを
ハーゲンダッツに奪われてしまった。
それは、レディボーデンが
世界観を壊してしまったからなんです。
通常、高級なものってどこで売ってますか？
デパートだったり、専門店だったりと
それなりのブランド力のあるお店でないと
買えませんでした。
しかし、レディーボーデンは
それを破ってしまいました。
どういうことか？
町の駄菓子屋で販売してしまったんです。
駄菓子屋が悪いのではなく、
高級アイスが駄菓子屋で買える
と、なった瞬間
その高級アイスというブランドは
無くなってしまいます。
一方、ハーゲンダッツは取引先を
「デパート・高級スーパー・直営店」に絞り
「高級アイス」という世界観を
守り続けました。
結果は、あなたも知っての通りです。
せっかく掴んだポジション
他の事業に手を出したことにより
イメージが崩れてしまったり、
そんな事には注意していかなければ
いけませんね。
ではでは
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