スタジオシフト代表の深澤竜也です。
最後のPTA会長を引き受けた時は、学校の50周年でした。
この中学で私は妻と出逢い、結婚し二人の子供を授かり、間もなく妻は病で他界しました。
PTA会長を引き受けた時に、「自分の母校であり、33年前の入学式で妻と出逢った場所。
その50周年の節目に会長に指名される事は運命を感じるな」などと考えておりました。
5月の総会で会長に承認された時、50周年事業に関する計画を一任されました。
これは6月のPTA通信に載せた一文です。
>私達が小学校や中学校を卒業する時に、「タイムカプセル」というものにいろんな物を入れて、
「20歳になった時にみんなで集まって、このタイムカプセルを開こう。」 そんな経験をした方も少なくないと思います。
しかし、実際に二十歳になった時に、そのタイムカプセルを開いたという人は少ないのではないでしょうか。
今回提案させていただく記念碑はタイムカプセルの機能を持ち、その「タイムカプセル」をPTAが責任を持って卒業生の元に届けたいという思いから考えられたものです。
そして翌月7月のPTA 通信に載せた一文。
>記念碑の「タイムカプセル」には二十歳になる自分への手紙を入れてもらうことにしました。
三年生が卒業年度に、5年後の二十歳になる自分宛の手紙そして親や家族に向けた手紙を書きます。
それと同時に、親や祖父母、兄弟からも子供宛に手紙を書きます。
そして子供が二十歳になる時にPTA役員が集まり、タイムカプセルを開封し、発送する。
このような手紙を、大人になる成人式前に子供が手にする。
きっと子供は何かを感じてくれるものと思います。
この寄贈品は50周年事業の寄贈品であるとともに、「家族の絆を確かめるための物」としても捉えていただきたいと思います。

これは記念碑のデザインです。
50周年という時間をモチーフにした「日時計のモニュメント」がついています。
しかしこの記念碑を作るためには予算が必要です。
今回のテーマは「地域で中学をお祝いする」地域コミュニティにて50周年を祝おうというものであり、寄付金集めに奔走しました。
そんな私達PTAの動きに共感してくれた先生達も多く、9月の学園祭での合唱発表では、3年生達がアンジェラ・アキの「手紙・15の君へ」を歌ってくれました。

そしてその感想を9月のPTA通信に載せたものです。
>この曲の歌詞には「未来の自分に宛てて書く手紙」という言葉があります。
アンジェラ・アキさんはハーフです。幼い頃、日本に住んでいた彼女はまわりの人から変な目で見られてきました。
そこで、辛かった彼女は未来の自分に手紙を書いたそうです。その手紙は三十歳の誕生日に受け取ったそうです。
「手紙」の歌詞を知らなかった私は、あまりにもこの企画と曲がリンクしていることに驚きました。
「私達が伝えたかったことは、この曲の中にある」とまで感じてしまいました。
この曲を選んでくれた先生そして選考委員になった生徒の皆さんに感謝です。
もし、この曲を知らなかったら、子供達は恥ずかしがって半分悪ふざけで手紙を書いていたかもしれないですね。
この曲を知った子供達は、しっかりと未来の自分に手紙を書いてくれるものと思います。
最後にYOU TUBEにあった「手紙~拝啓十五の君へ~」を添付します。