スタジオシフト深澤竜也です。

カラーコーディネーター資格を有しておりますが、

この資格は色彩検定とかカラーセラピーと違い、

学術的・工業的な分野、物理学というか、量子色力学です。

なんて、デザイナーの私が書いてもしょうがないので、現実的な色のお話をします。


光がない世界に、「色」は存在しませんね、真っ暗ですから。
暗闇の中では、色はもちろん形を認識することはできません。

「光」は電磁波であり、人間の眼に入り、「色」という感覚を引き起こします。
しかし「光」自体は「色」ではなく、目が光の強弱と波長の相違を感じ、脳が働いて、「色」の識別につながるのです。
つまり「光」と「色」があっても、脳がなければ目に見える「色」は存在しないのです。

そのことは大前提として憶えておいてください。

人間の目に見える範囲を「可視領域」といいます。




その波長の幅は極めて狭い範囲です。

人間の目に見える「光」=可視光は、「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」は、太陽光をプリズムで分けた7色です。

光が物体に当って反射、その反射光が眼に入ってきます。

つまり私達が現実に目にしている「色」は、「光」と「色」も組み合わせによって見えている「色」です。


私達が食品を買おうとする時、その食品の色は、照明の光で操作されていると考えてください。

現在はLED照明使用している陳列什器が多いと思います。

その光源にも様々あって、光の色は赤みが多いの順で、主に、昼光色、昼白色、白色、電球色となっています。

一般的に言われているのは、赤み成分の多い肉や、赤身の魚、赤い野菜やフルーツがおいしそうに見えたり、食欲をそそるのは、赤みの多い光源と言われています。




左は赤色成分のピーク波長を長波長側にシフトしているので、美味しく見えます。

逆に白みの多い色は、甘み、苦味を強く感じるといわれ、緑の野菜がおいしそうに見えたり、味覚が敏感になると言われています。


色の話に戻ります。


色を表現するには主に二つの方法が用いられます。




1つは加法混色・・・・テレビやパソコンのように発光にによって色を表現するもの。

R(赤)G(緑)B(青)の「光の三原色」の色光の組み合わせで色を表現。

光が全くない場合に“黒”になり、すべての波長が合成された時に“白”になります。


もう1つは滅法混色・・・・インクで印刷する場合は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の「色の三原色」を基本とします。

インクで遮らない箇所は下地の色になりますが、混色で白を作ることはできないので、白い紙を使うことが多いのです。

加法混色とは逆に三色を混色すると黒っぽくはなりますが、純粋な黒にはならないので、黒(K)を併用してCMYKを基本とします。

RGBとCMYKについてご理解いただけましたでしょうか?


色を表現、再現するというのは、状況や環境により違うものを合わせていく作業になります。
だからデザイナーは感覚的な「眼」を大切にしているのですね~~。