スタジオシフト、深澤です。

少し前に「デザイン費」について書きましたが、私の仕事「デザイン」のルールについて少しづつ書いてます。



今日はサインや広告、観光案内誌における「英語表記」。

現在では英語表記だけでなく、中国語や韓国語、東南アジア等の他言語表記が多いですが、広くなりすぎるので英語に絞ります。

今では考えられないことですが、例えば「○○県庁」を「 ○○ - kencho」とローマ字表記していた過去がありました。これではその漢字の読めない日本人に向けてのルビ的表記になり、外国人にはまったく解りません。

英語表記をする目的は、漢字の読めない日本人のためではなく、外国人の方への情報提供を目的とします。

○○県庁は現在ほとんどが○○ Pref. Officeとなっていますね。
しかし、これも怪しいもので、例えば静岡ではShizuoka Prefectural Governmentと表記するルールになっています。
県庁ぐらいは全国の都道府県で統一してもらいたいものです。


今更ですが「東京五輪」を見据え、日本の主要都市の道路案内標識がローマ字表記から英語表記に変更されます。




「通り」は「Tori」や「Dori」、財務省は「Zaimusho」、国会は「Kokkai」など、日本語読みをそのまま表記しており、外国人は理解できないとの批判があります。
国土交通省は「東京五輪」を見据え、主要都市の道路標識を英語表記に変更することを決定。「通り」は「Ave.」や「St.」に変わります。
東京だけでなく、外国人が多く訪れる全国の約50都市が対象となり、国土交通省は、今後2年かけて徐々に変更していくとしています。



現在必要なことは公共サインも観光案内誌も広告も英語表記を統一することだと思います。


これは観光客に対しての「おもてなし」につながる問題でもありますね。


英語表記に当たっては、効果的に機能する場所や情報のみの英語表記化するなど、簡易にする必要があります。


観光案内板やパンフレットによって、異なる英語表記、例えば舞鶴城公園
1、Maiduru Castle Park
2、Maidurujo Castle Park

その場所を表す言葉はいくつもあり、どちらも正解なのですが、舞鶴城を固有名詞としてとらえて、文字数が少ないMaidurujo Parkが一番単純で解りやすいと考えます。
*castleを入れてない理由は天守閣が無いのにそれを入れると、外国人から「どこにcastleがある?」というクレームがありそうだから・・・というと、他の問題に関わりそう(;^_^A
これは私見なので、ここまででご容赦を。

固有名詞がどこまでなのかを判断するのは地域との話し合いが必要となります。

例えば富士山か富士か?固有名詞がどこまでなのかの判断の違いでMt.FujiなのかMt.Fujisanなのか になります。
これでは山を二重にしているじゃん、という問題ではなく、添付画像の道路標識基準でもあるように
松本城 Matsumotojo Castleと表記するような場所もあるので、固有名詞の判断は難しいところです。


私達が違う国に行った時に迷う一つの理由に、観光案内本と現地の誘導、例えば電車やバス、道路標識での呼び方がまちまちになっていることがあげられます。

ピクトグラム(トイレの男女表示に代表されるような図柄のアイコン)が発達してきているけど、それでは限界があることも事実です。

だから、観光地や代表する施設に関してはすべてを統一した呼び方にする必要がある。
それに准じてサインやパンフレット、観光案内誌も統一するべきというのがデザイナーとしての私の意見です。