スタジオシフトの深澤です。
所変われば風習も違う、もちろん葬儀も同じです。
昨日の葬儀は、別地域へ嫁に行った娘達が仕切りましたが、
山梨のやり方にかなり戸惑ったようです。
関東では葬儀の通常の流れとして、
●お通夜の日
お通夜→通夜振る舞い(故人への供養と弔問へのお礼として食事や飲み物を用意)
●葬儀当日
告別式→出棺→火葬→骨あげ(拾骨)→還骨法要・初七日法要→精進落とし(僧侶や親族、葬儀でお世話になった人に感謝し会食の席を設けます。お斎(とき)ともいいます)
しかし山梨では、
●お通夜の日はお通夜のみ。
●葬儀当日は、出棺(朝)→火葬→骨あげ(ここまで午前中)→告別式(午後)→初七日法要(精進落とし)という順番が多く、一番の違いは、告別式の時にはすでにお骨になってしまってるという点です。
つまり朝の出棺の際に立ち会うことができない友人等は、最期の姿を見ることができなくなるのです。
受付でも山梨では記帳という習慣が無く、娘二人は違和感があったため、記帳所を設けました。
しかし会葬者の皆さんはかなり戸惑いがあったようです。
葬儀は山梨県内でさえ大きく習慣が異なります。
富士吉田の葬儀は、大変珍しく、香典袋を使用しないのが普通です。
この地域では喪主が1人とは限らないのです。
故人の家督を継いだ長男、二男三男である分家や婿養子、他家に嫁いだ娘も、喪主として名を連ね帳場を出します。
そのため香典を受け付ける帳場が複数立つこととなり、これを「別帳場」と呼びます。
それぞれの喪主たちと繋がりがあれば、それぞれ香典を出すこととなり、
その時袋があると煩雑になるので、香典を渡す帳場分の枚数の伝票(用紙)に住所・氏名・金額等を記入して現金を添えて受付に渡すのです。(マンガ参照)

富士吉田市歴史民族博物館史より
香典を出す方も、それぞれの袋を用意する必要がなく、
逆に、香典を袋に入れて出すと、袋から出してくださいと言われてしまいます。
また、帳場には両替所があり、細かいお金の持ちあわせがないと崩してくれます。
他所から訪れた人がそのシステムがわからずに戸惑っていることは、しばしば見られる光景です。
大月市近郊では、出棺の際に近親者で棺を担ぎ、3度ぐるぐると回すというしきたりが見られます。これは、「三度回し」「棺回し」などと呼ばれ、その意味は諸説ありますが、
ひとつは、棺を回すことで故人の方向感覚を無くし、家に戻ってこられないようにするためで、
迷いなくあの世へ旅立っていってほしいという願いがこめられていると考えられているというものです。
今、日本では火葬が99%ですが、山梨県の塩山と早川町の一部には土葬が存在しています。
火葬が浸透しているため、土葬はいけない事だと思っている人もいるようですが、
法律では土葬を禁じているどころか、むしろ火葬と平等に扱われています。
現実問題では土葬する場所や衛生上の問題があって、自治体レベルでは禁止されている地域が多く、かなりの少数派です。
しかし山梨のように、昔ながらの文化を守っている地域があるということは、最近の葬送の自由を求める風潮にも合っているのかもしれませんね。
所変われば風習も違う、もちろん葬儀も同じです。
昨日の葬儀は、別地域へ嫁に行った娘達が仕切りましたが、
山梨のやり方にかなり戸惑ったようです。
関東では葬儀の通常の流れとして、
●お通夜の日
お通夜→通夜振る舞い(故人への供養と弔問へのお礼として食事や飲み物を用意)
●葬儀当日
告別式→出棺→火葬→骨あげ(拾骨)→還骨法要・初七日法要→精進落とし(僧侶や親族、葬儀でお世話になった人に感謝し会食の席を設けます。お斎(とき)ともいいます)
しかし山梨では、
●お通夜の日はお通夜のみ。
●葬儀当日は、出棺(朝)→火葬→骨あげ(ここまで午前中)→告別式(午後)→初七日法要(精進落とし)という順番が多く、一番の違いは、告別式の時にはすでにお骨になってしまってるという点です。
つまり朝の出棺の際に立ち会うことができない友人等は、最期の姿を見ることができなくなるのです。
受付でも山梨では記帳という習慣が無く、娘二人は違和感があったため、記帳所を設けました。
しかし会葬者の皆さんはかなり戸惑いがあったようです。
葬儀は山梨県内でさえ大きく習慣が異なります。
富士吉田の葬儀は、大変珍しく、香典袋を使用しないのが普通です。
この地域では喪主が1人とは限らないのです。
故人の家督を継いだ長男、二男三男である分家や婿養子、他家に嫁いだ娘も、喪主として名を連ね帳場を出します。
そのため香典を受け付ける帳場が複数立つこととなり、これを「別帳場」と呼びます。
それぞれの喪主たちと繋がりがあれば、それぞれ香典を出すこととなり、
その時袋があると煩雑になるので、香典を渡す帳場分の枚数の伝票(用紙)に住所・氏名・金額等を記入して現金を添えて受付に渡すのです。(マンガ参照)

富士吉田市歴史民族博物館史より
香典を出す方も、それぞれの袋を用意する必要がなく、
逆に、香典を袋に入れて出すと、袋から出してくださいと言われてしまいます。
また、帳場には両替所があり、細かいお金の持ちあわせがないと崩してくれます。
他所から訪れた人がそのシステムがわからずに戸惑っていることは、しばしば見られる光景です。
大月市近郊では、出棺の際に近親者で棺を担ぎ、3度ぐるぐると回すというしきたりが見られます。これは、「三度回し」「棺回し」などと呼ばれ、その意味は諸説ありますが、
ひとつは、棺を回すことで故人の方向感覚を無くし、家に戻ってこられないようにするためで、
迷いなくあの世へ旅立っていってほしいという願いがこめられていると考えられているというものです。
今、日本では火葬が99%ですが、山梨県の塩山と早川町の一部には土葬が存在しています。
火葬が浸透しているため、土葬はいけない事だと思っている人もいるようですが、
法律では土葬を禁じているどころか、むしろ火葬と平等に扱われています。
現実問題では土葬する場所や衛生上の問題があって、自治体レベルでは禁止されている地域が多く、かなりの少数派です。
しかし山梨のように、昔ながらの文化を守っている地域があるということは、最近の葬送の自由を求める風潮にも合っているのかもしれませんね。