スタジオシフト代表の深澤竜也です。


4年前の4月、こんな日記を書きました。




もし、皆さんが父子家庭もしくは母子家庭の親で自分の命がもう長くないと知った時、どうしますか?





親は自分のことよりも、残される子供のことを考えるでしょう。

自分の命がつきた後も、強く生きていける子供になってくれることを望むでしょう。

子供は一時も親のそばから離れたくないでしょう。

残された短い時間を、親とともに少しでも長く過ごしていたいと思うでしょう。



しかし、そんな子供を見て、親は不安になります。

そんな弱いことで、自分がいなくなった後、大丈夫なのだろうかと。




そして嘆きます。「なんで病気は自分を選んだのだろう」と・・・

こんな辛い話しを目の当たりにしました。


そして、これはいつ自分に起こってもおかしくない問題だと思いました。

自分が死んだ後、子供達はしっかりと前を向いて生きていけるのだろうか・・・

ひとり親家庭の一番辛いこと怖いことはこれなんです。


親は自分しかいない、バックアップが誰もいない、自分に何かあったら、子供は親無し子になってしまう。

それが一番怖いことです。

そしてこの親子は、その瞬間までのカウントダウンに入っています。


まだ小学生の子供を残して逝く親の辛さ・・・
残り少ない時間を親と過ごしたい子供も・・・あまりにも辛い運命です・・・・



そしてこの日記の一ヶ月後、5年前の5月の日記です。


皆さん、この記事を憶えていますか?

母子家庭で、病気にかかってしまい、余命宣告されたお母さんの話しです。


そのお母さんが、昨夜亡くなられたそうです。

苦しむことなく、静かに眠るような最後だったそうです。

せめて安らかにと思っていたので、少しは救われた気がします。



私と彼女との出会いはネットの中でした。

死別者の集うサークルみたいな感じのサイトでした。

彼女の旦那さんは交通事故で亡くなったそうです。

まだ2歳の女の子を残して・・・そして、それから10年後、今度は彼女を病が襲いました。

余命1年ないだろうという残酷なものでした。(病名は聞いていません)

その話しを彼女の友人から聞いた私は、メールでのやりとりをしながら励ましていました。


そして一度だけお見舞いに伺いました。


彼女は子供に強く生きてもらいたいと望んでいました。


自分がいなくなった後も前を向いて生きていけるような人間になってもらいたいと。



しかし、あるときからメールもこなくなりました。

友人の話しだと、もうメールをうつ力もないとのことでした。


そして今日つい先程、彼女の友人からのメールで亡くなったことを知りました。

遠いところに住んでいる人です。

告別式にも参列できません。

せめて今日は喪に服したいと思います。

子供はどうなるんだろう。

残された子供は前を向いて生きていけるぐらい強くなれたのか・・・

それだけが心配です。




以上が5年前の4月と5月の日記です。

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そして5日前の妻の命日、閉ざされていたメールアドレスからメールが届きました。

何人かの方への一斉送信で送られてきたメールの送信元は、亡くなったお母さんのアドレスでした。

送信主は娘さん。


その内容は・・・

「○○○○の娘です。母のアドレス帳を使い、母がお世話になった皆様へメールを送っています。5年前、母の葬儀の時はお世話になりました。私の将来を皆さん心配していただきましたね。私は母が死んでから母の実家にいます。昨年、希望していた高校に入学できたのですが、今はもう大学受験が始まっています。ご心配おかけしましたが、私は元気です。・・・・続く」


折しも12月11日の妻の命日に送られてきたメール。

若い娘だけに顔文字がいっぱいのメール。

だけど嬉しかった。

ホカホカの気分で、命日を過ごすことができました。


*寒くなりましたね。
心まで寒くならないよう、皆さんも思いつく「心が温まる話し」日記に書いてくださいね。