スタジオシフト代表の深澤竜也です。



昨年の9月頃の新聞に、今期J1昇格を決めたァンフォーレ甲府の荻選手が寄稿していました。


これは皆さんもご存知の有名な話しですが、久しぶりなので、抜粋して載せておきます。


「サッカーというスポーツにおいて報復行為には、初めに反則を犯した選手よりも重い罰が課せられます。
 『9.11』同時多発テロ。旅客機がビルに突っ込む衝撃的な映像を見てアメリカ国内の世論は戦争ムードが高まります。。

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大多数の意見はこうだったはずです。「目には目を、歯には歯を」。

しかし意外なところから反対の声が上がります。

それはテロで家族を失った人々です。

 『ピースフル・トゥモローズ~平和な明日~』と名付けられたその団体は嫌がらせや脅迫に負けず一度立ち止まって冷静に考えようと訴えたのです。


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彼等は草食動物でしょうか、それとも非国民でしょうか。そんな非難を吹き飛ばす理念を彼等は持ち合わせていました。

『愛する人を失った悲しみを、ほかの誰にも味わってほしくない』。憎しみによる報復の連鎖を断ち切ろうとしたのです。」




懐かしいと言ってしまえばそれまでですが、彼等は今でも活動を続け、そして国民はその真意を痛いほど知ることになりました。

以前にも書いたことがありますが、9.11の一週前の9.5に私は貿易センタービルにいました。

そして帰国後すぐにあの映像を見たのです。

もし一週間予定が違っていたら、私も犠牲者になっていたでしょう。

それがトラウマにもなって心の病を発症する一因にもなりました。

すでに死別4年目だった私は「報復が行なわれないでほしい」と祈っておりました。

残念ながらその願いは届かなかった。

しかし、やはり同じように『愛する人を失った人達』は報復に反対してくれた。 それは私にとっても救いでした。

負の連鎖ではなく、善意の連鎖。

拡げていきたいですね。


荻選手はこのように締めています。

「ヴァンフォーレ甲府は上位チームで唯一退場者がいません。相手チームを尊重し、チームへの忠誠心があり理性的で、試合終了のホイッスルが鳴るまで走りつづけます。(中略)フェアプレーの精神を持ち続ける勇気があれば、J1昇格への道はおのずと開けてくるはずです」

J1昇格おめでとう