信号無視して交差点侵入して来た大型トラックに真横から衝突される寸前だった
正直、左サイドのウィンドウを埋め尽くすトラックのフロント部分を見た瞬間ゎ死んだと思った
けど、完全にもうぶつかったよね?ていうくらいすぐそこまで来ていたはずなのに、紙一重ですり抜けた
全身にものすごい力が入っていて、心臓がバクバク言ってた
生きてる?
しばらく、手足ガクガクしてた
なにかが、誰かが助けてくれたんだ
そう思った。
目の前に迫るトラックを見て、
もう、幸せゎすぐそこまで来てるのに、やっぱりあたしゎ幸せになんてなれないんだな
そんな諦めの気持ちが何の抵抗も無く湧き上がって、
死ぬんだなと覚悟した
けど、夜にゎ大好きな人の声を、やっとゆっくり聞けた
『この人は、自分がどれだけ幸せか分かってない人だ』
あたしを慕う職場の後輩が、あたしに言った言葉を思い出した
小さなことを、それゎたぶん、自分にしか分からない、下らないことだろうけど、日々の中のささやかな幸せを、少しずつ残して生きたいな、と思った
