皆さん、こんにちは
お疲れ様です!
本日も全力で診療させて頂いております
皆さんも、一日大切にお過ごし下さいね
今回は、
歯は鉄よりも
硬い⁉️
という、お話しです❣️
物の硬さを測る単位に
「モース硬度」というものがあります。
鉄のモース硬度は「4」で、
歯のエナメル質が「7」です。
なんと、エナメル質のが硬い!
のです。
このため、歯を削るための道具は、
なんと、
ダイヤモンドの粉のついたバーで
できています!
しかし、
人の歯のエナメル質は
不完全な結晶体であるため、
壊れやすく、
酸や虫歯菌に侵されやすいんです
モース硬度について、
もう少し話します。
身近な物のモース硬度は、
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
なのです。
モース硬度1のチョークは、ポキポキ折れますよね
鉄は、モース硬度4
歯は、モース硬度7
ダイヤモンドは、モース硬度10
鉄が硬い!のはもちろんわかりますが、
エナメル質は、それよりも
もっと硬いのかというのがわかります
このモース硬度を見てると、
真珠 ◯
ガラス
オパール
人間の歯水晶🔮
エメラルド
ルビー、サファイヤ
ダイヤモンド💎
よーく、見てみると、
歯は💎宝石💎の仲間⁉️
と思ってしまうのは、
私だけでしょうか
だから、磨くと輝くのですね
さておき、
話しを戻しますが、
その、
硬ーい歯を削るときは、
歯よりも硬い
ダイヤモンド付きのバーを用いないと、
削れないのです
その際、
エアタービンとよばれる
圧搾空気の力で
高速回転させる切削機械に
ダイヤモンドのバーをとりつけて削ってます。
タービンと、ダイヤモンドバー
歯医者さんへ行くとキーン
という高い音
苦手という方もいらしゃると思います
これはこの硬い歯を削る
エアタービンの音なのです!
エアタービンで硬い歯を削っていくために、
1分間におおよそ30万~50万回転もします。
そのため、高い音が出てしまうのです
さらに、
高速で削ると熱が発生するため、
冷却するために、
刃先に向かって水が出るようになっているのです。
削るときは、
お水がでますよね
仕組みや理由が分かると、
歯科治療に対する
恐怖心が少しは和らぎませんでしょうか
治療の際に、
何か不安な事がありましたら、
歯科医師、歯科衛生士、
スタッフにご相談下さいね。
では、また。
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