あけましておめでとう
灰色のくせにゆっくりと明るくなっていく外が恨めしい朝に、ベランダの灰皿に溜まった水が揺れるのを見てぼろぼろと泣きながら迎える全然おめでたくない今日を
なんにもせずに過ごす
抱負なんてない。思い残すこともなかった。
ただすこしだけマシになれればと願いながら怨みながらなんとか重い足を動かせれば
もうそれでいい。生きれるならいいよ。
すこしだけ持ち物があるからそれだけは失くさずに、大事に、大事にしていきたい。
もともと持ってないことを恨めしく思ったり、持ち合わせた人を嫉妬したりすることより自分が持っていたものを無くすことが一番辛い。
私の帰る場所は前みたいにいつも暖かく私を待っていてくれるものだと、勝手に思い込んで安心していた。
こんなところ、いたくないよ。
もう戻らないのかな?
