向こう20年は原子力発電が一番低コストな発電手段のようです。


今までも研究者が血眼になりながら新エネルギーの開発をしてきましたが、

実用化が3.11の東日本震災には間に合いませんでした。


とはいえ、核エネルギーが危険なものであることは間違いないので、

原発に依存することは危険なのですが。


安全問題を除けば、原子力発電は、

温暖化ガスが出にくい優秀なエネルギーなので、

管理する側の徹底が求められるのですが、

未だに管理体制に大きな不安が残ります。


福島原発の現場では「もう一度大きな津波がきたら危ない」から、

至急「補強工事が必要だ」という認識なのですが、

保安院によると、「工事の許可には手続きが必要なため

一年はかかる」とのこと。


有事がおこってからもしばらく経ちますが、

保安院側と現場側の意識の絶望的な差には愕然とします。


『各分野のエネルギー施設や産業活動の安全確保を使命とする

国の機関』

『たゆまず「安全」という永遠のテーマに取り組む』

と掲げる保安院。


彼らの認識もしくは組織の体質が変わらない限り、

原子力発電に安全はないのかもしれません。
政府から浜岡原発の全面停止要請をうけた中部電力は、

9日、全ての原子炉を停止することを決定しました。


浜岡原発は、日本で最も工場の多い愛知県の電力を供給しているため、

原子炉が停止した場合、燃料が高騰している

火力発電をフル活用することになります。


その場合、どうしても発電コストが多くかかってしまうため、

電気代が高騰することになるでしょう。


夏場になると、電力消費がピークになるため、

火力発電だけでは、間に合わなくなる可能性もあります。


今後最大限の『経営合理化』を推し進め、

『現時点では』計画停電と電気料金の値上げを考えていないようです。



電気周波数の同じ電力会社から、電気を分けてもらうことに

なるのかもしれませんね。
『女性を妊娠させてしまったため、示談金がいる』

『集めた義援金が盗まれてしまったため、立て替えて欲しい』

『あなたのカードが犯罪に使われているため、カードを確認させて欲しい』

と言って口座に振込をさせたり、カードの番号を悪用する手口の詐欺が急増しています。


振込み詐欺は以前から続いていますが、

相手をどうやって信用させるか?

相手の判断力をどうやって奪うか?


ということを手を変え品を変えやっているだけです。

上手に息子を演じたり、警察や銀行員職員を演じたり

時間がない、ばれたらクビになってしまうと心配を煽ったり。


詐欺師を根絶するのは難しいので、一人ひとりが

きちんと事実確認をすることで防衛していくしかないのかもしれませんね。