神戸大学経済経営研究所の西村和雄特命教授らの調査によると、東証
1部上場の大企業
9社の理系社員向けの研修において、小学校の算数の計算問題「
9-
3÷
1/3+1=?」の正答率はわずか
59.8%であり、また、「自動車で
A地点から
B地点までを往復します。行きは時速
30km、帰りは時速
50kmで走りました。この自動車は
AB間の距離の往復を平均速度いくらで走行したことになりますか」という文章題の正答率は、何と
29.0%しかなかったと紹介されている記事を読んで、驚きを感じました。
西村氏は、「文部科学省の入試改革の影響があるのでは」と言われています。
実際に入試方法による分類で上記の問題の正答率を比べると、一般入試>
AO入試>推薦入試の順になっていたそうです。
そもそも大学とは高等教育を学ぶ場であり、それに対応できる学力が求められてしかるべきです。
個性重視と言えば、聞こえは良いのですが、面接重視の推薦入試などが、受験生から見た場合、単なる受験勉強回避の手段に使われているとしたならば、実に嘆かわしいことです。
実際に基礎学力を持たないまま進学したために、学部の専門授業についていけず進級できない学生が続出しているそうです。
受験生の皆さん、大学合格がゴールではないことを再度自覚してください。何でもいいからただ入れば良いというものではないと思います。
大学合格後も、どのように能力を高め、さらに社会で役立つようにと
成長し続けることを目指して欲しいものです。
目の前の試練から逃れるような受験期を送るのではなく、
結果を恐れず果敢に挑戦する強さを身につけていきましょう。
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