人は大人でも欠点を持っていますし、不完全なのが人間です。ましてや子どもなら尚更なこと、多くの欠点があり、失敗をして当たり前なのです。
テストの時、カンニングをしたりする生徒の理由を探っていくと、どうやら親に「点数が悪い」と、ひどく怒られるのが怖いという場合がよくあります。おそらく、親は子どもの点数(結果)にだけ目が行き、悪い点数(失敗)を繰り返すことが許せないのでしょう。そして、「何度言っても分からないダメな子」というように、その子の人間性までも非難するようなことを言ってしまうのです。これでは発奮させたいとしても逆効果になってしまいます。
受験に合格させる親は、その失敗が起きた原因を、子どもと一緒に考え、同じ過ちを繰り返さないようにアドバイスをしていきます。つまり、結果より過程を重視し、「失敗は誰にでもあるのだから」と、その失敗そのものを責めるのではなく、その失敗から「成長の糧」を得させようと努めるのです。
つまり、未熟な我が子を、どう導くかが、親の役目であり、腕の見せ所なのです。

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引用元:成長の糧