木村拓哉「グランメゾン東京」打ち上げで及川光博に付けられた“笑撃”のあだ名は…?
木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。3月のゲストには、歌手で俳優の“ミッチー”こと及川光博さんが登場。3月8日(日)の放送では、2人が共演したドラマ「グランメゾン東京」の裏話で盛り上がりました。
◆及川「僕たちニュータイプだから!」
木村は、ドラマの撮影現場での及川さんの印象について「ミッチーは感じやすい人」と話します。「空気もそうだし、思っていることとか。沢村(一樹)さんとか京ちゃん(鈴木京香さん)もそうだったけど、『グランメゾン東京』はそういう人が勢揃いしていた現場だった」と振り返ります。
「京ちゃんや沢村さんにしても、ミッチーにしても同じジェネレーションの人たちって、経験値だったり、聴いてきた音楽が共通していたり、倍率を上げなくてもその人のことを感じられる気がするんだけど。寛ちゃん(寛一郎さん)とか、玉(玉森裕太さん)とか、ちょっとジェネレーションが違うと倍率を“ガン”と上げないと“今、どっちなんだ?”っていう。(中村)アンちゃんとか萌絵ちゃん(吉谷彩子さん)もそうだったけど」と話す木村に、及川さんも「モードがね。言われてみるとそうだね。話しかけて聞いてあげないと、心を開かないというか」と同意します。
さらに木村が「そういうところもひっくるめて、ミッチーって『アイムホーム』や『A LIFE~愛しき人~』のときもそうだったけど、すごく感じやすい人、感じることがすごくスムーズな人」と話すと、及川さんは「だって、そこはたっくん(木村の呼称)。僕たちニュータイプだから!」と切り返し、笑い合う2人。
◆「グランメゾン東京」前室エピソード
「グランメゾン東京」の現場では、みんな楽屋に戻らず、前室(スタジオ手前の出演者やスタッフが溜まるスペース)でコミュニケーションを取っていたそうで、及川さんは「朝から晩まで前室にいたよね。それだけみんな仲が良かったというか、同じ空間にいるのが嫌じゃなかったんだよ。特にあなたは楽屋を使わないよね(笑)」と振り返ります。
木村によると、前室にある長椅子は通常であれば3人が座れるくらいのスペースだったそうですが、及川さんは携帯電話や楽屋のカギなどちょっとした私物を入れるボックスを段ボールで手作りし、それを椅子の下に置くことでスペースが生まれ、詰めれば4人座れることが可能になったとか。
そんな及川さん考案のひと工夫に、木村は「みんな“ミッチーが面白いことを始めたぞ”ってなって……しまいには僕も、沢村さんもアンちゃんも同じようにやるようになって。アンちゃんにはお下がりをあげていたよね、『これ、今まで僕が使っていたやつ。使いな!』って(笑)」と仲睦まじいエピソードも。
◆及川が木村に命名したあだ名は……
そんな和気あいあいとした現場だっただけに、打ち上げも大いに盛り上がったそうで「あのとき酔っ払って……あだ名を付け始めたじゃない? わたくしが、ミッチー・マングローブとして(苦笑)」と切り出す及川さん。「なぜか“オネエキャラ”になってね」と思い出し笑いをする木村。
及川さんは「僕のヒット作は、玉森裕太くんに付けた“うつむきくん”ってあだ名(笑)。そのとき、たっくんには、着ていた衣装なのか二次会のお店のソファのムードなのか、“伝説のホスト”って付けたんだよね。で、途中からは長いから“伝説”って呼ぶようになって『おう、伝説。おかわりは?』って(笑)」と楽しそうに打ち明けます。
木村も大笑いしながら、「俺はそのあだ名をいただいちゃったもんだから、ちゃんとホストに徹しないといけないな、と思って、誰かの飲み物がなくなってきたら、玉とかを使って『おい、うつむき。ちょっと持って来い!』って(笑)。めちゃくちゃな打ち上げだった」と振り返ると、及川さんは「いや~、盛り上がったね。打ち上げって“あんなに盛り上がるんだっけ!?”って思ったくらい盛り上がった」としみじみ。さらに最後にもう一度「やっぱり、前室であれだけ(楽屋に)帰らないくらいだったから、みんな楽しく飲んでおしゃべりして……楽しかった」とつぶやくほどでした。
木村拓哉ライブのカバー曲に、及川光博「あんたそれ卑怯がすぎるよ(笑)」
◆及川も唸った選曲「それは卑怯だろ」
前半のトークでは、木村のライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」の演出の話題で大盛り上がり。後半は、及川さんが鑑賞した東京公演の初日のセットリストを振り返ります。
「もちろん、(ライブは)ニューアルバム『Go with the Flow』の曲がメインなんだけど、曲順が絶妙じゃない! アルバムの曲順とは違っていてさ」とひとしきり楽しんだ様子。
ライブ本編では、これまで木村が出演したドラマ主題歌のカバーを披露したそうで、及川さんは「(Mr.Childrenの)『Tomorrow never knows』をあなたが歌うって、どんな卑怯な手よ? それは卑怯だろっていう(笑)」と告げると、木村は大笑い。
そして、「これはミッチーが来てくれたから言うわけじゃないんだけど、ほかにもドラマの主題歌を担ってくれたアーティストの方たちはいっぱいいて。それこそ、なかには『グランメゾン東京』の主題歌(「RECIPE(レシピ)」)を歌ってくれた山下達郎さんも(会場に)いらっしゃるし」と木村。及川さんが「(カバー曲のコーナーで)てっきり『RECIPE(レシピ)』を歌うのかなって一瞬思っちゃったけど」と話すと、木村は食い気味に「いやいやいやいや……」と反応。「いやいや、そこのハードルは、やっぱり高いですよ」と謙遜します。
さらには、「ミッチーと共演したドラマ『A LIFE~愛しき人~』では、B'zが歌ってくれているじゃないですか。(選曲する際に)うわぁ、『Still Alive』もあるんだけどなっていうなか、やっぱり山下達郎さんとB'zには手を出さないほうがいいと思って(苦笑)」と本音も。
◆デビュー前に背中を押してくれた曲
ちなみに、及川さんにとってMr.Childrenの「Tomorrow never knows」はとても思い入れの強い曲だそうで、この曲にまつわるエピソードを明かします。
楽曲がリリースされた1994年当時、及川さんはアマチュアバンドで活動しながらバイトに明け暮れていたそう。そんななか、「ライブハウスの動員も伸びていって、ようやくレコード会社のみなさんからスカウトの声がかかるようになって……でも、条件がバンドでデビューではなくて『及川くん1人で。ソロデビューが(契約の)条件です』って言うわけ。(プロになるという)夢も叶えたかったし、どうするか思い悩んでいたとき、バイト先の有線からMr.Childrenの『Tomorrow never knows』が流れてきて……」と振り返ります。
この曲の歌詞に背中を押されたという及川さんは、当時組んでいたバンドを解散して、ソロデビューを果たしたこともあって「『Tomorrow never knows』のイントロがかかるとね、すぐに泣けちゃうの(笑)。だから、たっくんが(カバーで)歌うのももちろん貴重なんだけど、あのイントロがかかった瞬間に走馬灯のように(自分の)デビュー前の苦しい時期を思い出してね……そこからはもう、胸がいっぱいだった」と思いを語ります。
そして、「いっぱいになったところへ、(久保田利伸さんの)『LA・LA・LA LOVE SONG』ってさ、あんたそれ卑怯が過ぎるよって(笑)」と及川さん。この選曲には関係者席も大盛り上がりだったそうで、「隣に座っていた冨永愛ちゃんが『これ、立っていいやつ!?』って。『いや、あなたが立つと(背が高くて)目立つから!』って(笑)。めちゃめちゃ踊っていたよ、僕ら」と裏話も飛び出し、「あ~楽しかった!」とあらためてつぶやいていました。
及川光博、木村拓哉ライブに「グランメゾンチームは大興奮だったよ!」
◆木村の東京公演を鑑賞
及川さんと言えば、昨年放送された木村の主演ドラマ「グランメゾン東京」で共演したばかり。さらには、先日木村が開催したライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」の東京公演(国立代々木競技場 第一体育館)の初日に足を運んだそうで、2人が会うのはそのライブ以来。
オープニングからお互いを「ミッチー」「たっくん」と呼び合い、和気あいあいのムードでトークが弾みます。そして、「今日はしゃべりたいことがたくさんある!」という及川さんは、ライブの感想を語り始めます。
まず一番に気になったのは、木村がステージ上で「全然水を飲まないこと」。その指摘に、木村は「言われてみればそうかもしれないけど、ちょいちょい飲んでいますよ」と答えます。
「ある意味、同業者として(パフォーマンスを)見守っていたんだけど、1曲目が終わってブルースハープを持ち出して、2曲目をやって、センターステージにきてしゃべって……“全然、水飲まない。いつ飲むの、この人!?”って思った(笑)」と話し、「ちなみにミッチーは、『NEW START』が大好きです!」とお気に入りソングを明かす一幕も。
◆木村のマイクスタンドに興味津々
及川さんも音楽活動をしているだけに、ライブの演出にも興味津々だったようで「マイクスタンドがLEDで光るやつ。たっくんに会ったら、聞こうと思っていたの」と話します。
木村いわく、LEDは照明チームによってプログラミングされていて「曲のタイミングによって色が変わる」との説明に、「ワイヤレスでコンピューター制御なんだね。あれは良かったよ。“あのマイクスタンドいい!”って思った」と感心しきり。
さらに及川さんは、「大阪公演も含めてさ、ショーの演出とかクオリティはアップしていったの? どんどん改善していった?」と質問をぶつけます。木村は、初日公演の日に誕生日を迎えた会場のファンに向けて祝福の言葉を送り、「曲をやったんですけど、ステージ上でやりながら“何か足りないな……”って。ふと横のLEDを確認したら、その日誕生日の人たちの名前が(画面に)流れたあと、風船がフワフワと舞う映像だったんです。画面のなかだけじゃなくて、“実際に(本物の風船が)あったほうがよくない?”って思って」と振り返ります。
初日公演後、「スタッフに『仕込める?』って聞いたら、(あっさりと)『あ、はい!』って。11日(東京の3公演目)から、あとの大阪の2日間は風船ありでやりました」と打ち明けると、及川さんは「(ライブは)本当に勉強になりましたよ~」と絶賛。「センターステージの上から、LEDでシャンデリアみたいな感じで立体的にガンガンガンって降りてきてさ、あの演出も素晴らしいって思って。俺、あれ次のツアーで使うかも!? やってみたい!」と興味を示しつつ、「勉強になったな~」としみじみ。
◆及川、目の前の木村に声援「三つ星~!」
関係者席には、及川さんのほかにも「グランメゾン東京」に出演していた玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)、寛一郎さん、冨永愛さん、中村アンさんらの姿もあったようで、「グランメゾンチームはみんなけっこう興奮していた。最後に(木村が乗った)トロッコが僕らの前に来たときなんて大興奮だったよ!『三つ星~! 三つ星~!』って、ずっと叫んでいたよ、僕(笑)。ドラマ『教場』に出ていた若者たちも、僕らの前の席にいてみんな興奮していたよ」とそのときの様子を嬉しそうに話します。
そんな木村のステージをあらためて振り返り、及川さんは「全20曲、すごく凝縮していて飽きさせず、ちょうどよかった。僕のライブってトークが長くていつも3時間ぐらいやるんだけど(苦笑)。4月からの僕の全国ツアーはね、“目指せ、2時間半”だな。やっぱり長過ぎてもよくないと思った(笑)」と話していました。
木村拓哉 ダース・ベイダーのモノマネを披露!? 及川光博「僕を元気づけようとして…」
◆及川「キザなキッズだった」
東京都出身の及川さんは、1969年10月24日生まれの50歳。さそり座のB型です。自身の少年時代について、「キザなキッズだった。これ、ネタじゃないんだけど、小中学校のときのあだ名が、『キザオ』。クラスでそう言われていた」と及川さん。その理由について「キザだったんだろうね。キャッキャ、キャッキャと女子と仲良くしていたし、小学6年のときに生徒会長をやっていたから。とにかく半ばいじめだよね、キザオってあだ名はね。藤子不二雄の世界みたいな」と明るく笑い飛ばします。
小学校高学年のときには進学塾に通い、全国模試で1位になったこともあるそうで、木村が「今まではちょっと嫌味で『キザオ』って言っていたかもしれないけど、実際にそんな結果を出されたら、リスペクトを込めた『キザオ』になるよね?」と尋ねると、及川さんは「いじめられていた感じから、だんだんとキャラクターとして認められたというか」と振り返ります。
当時の偏差値は81だったそうで、これには木村も「マジで!?」とビックリ。見事受験に合格し、私立中学に進学したものの「バンドを始めて、勉強しなくなって成績は下がっていったんだけどね(苦笑)」と話します。
◆人生を変えた、プリンスの存在
中学生のときに影響を受けた音楽について、及川さんは「当時、80年代半ばはハードロックが流行っていて。EARTHSHAKERとか44MAGNUMとかジャパン・メタルというジャンルがあったの。BOØWYやTHE BLUE HEARTSが流行る前は、ハードロックが流行っていたんだよね」と饒舌に語り始めます。
さらには「吉川晃司さんとかもよく聴いていたけど、やっぱり憧れはマイケル・ジャクソン。そして何よりもプリンス! プリンスが出てきて、人生が変わっちゃったな。マイケルは当然ながらダンスはカッコイイし」と音楽トークは止まりません。
一方、木村もマイケル・ジャクソンが大好きだったそうで「それこそミュージック・ビデオを楽しみに観ていた。マイケルの振付、彼がどう動いているかを何回も巻き戻し、一時停止、再生、一時停止ってVHSでチェックしていましたね」と懐かしげに話します。
◆「グランメゾン東京」撮影秘話
すると、及川さんは思い出したように「そう言えば『グランメゾン東京』の現場でもさ、何かの折に『Thriller』や『Beat It』とか一緒に踊っていたよね、僕ら(笑)」と切り出します。2人のダンスに共演者たちは驚いていたそうで、「沢村(一樹)さんは、入れなくてもどかしそうだったよね(笑)」と木村。
及川さんは、一緒に踊った木村のダンスを「上手だった」と評しつつ、「たっくん(木村の呼称)さ、動体視力や観察眼というか、目で観たものをすぐ体の神経に取り入れるよね。要は模倣が上手なんだよ。(映像で観て)イメージしたものを実現するスピードが速い」とベタ褒め。
さらに「僕が現場でくたびれていて元気がないときとか、僕を元気づけようとして、僕が大好きな『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイやシャア・アズナブルのモノマネとかしてくれたじゃん(笑)。しまいには、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーの呼吸音とか、いろいろな音を出す人(笑)」と木村の意外な一面を明かしていました。
次回3月15日(日)の放送も、引き続き及川さんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!
ミッチー~最高![]()
(TOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」3月8日(日)放送より)