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秘密基地

中津市 シールドベース ヤナリ で修行の日々を載せていきます☆

映画「僕のうしろに道はできる」








【ストーリー】
脳幹出血で突然倒れた宮ぷーこと宮田俊也さん。
意識も戻らず、一生四肢麻痺と思われましたが、現在は、機械を使っておしゃべりしたり、車椅子に乗って外出したり。奇跡の復活、でも奇跡ではなかった。そこにはあきらめないで、リハビリし続けた宮ぷーがいた。一緒に歩く仲間たちがいた。生きるってどういうこと?幸せってなんだろう?いのちと向き合うって?目に見えないけれど大切なことがいっぱい詰まったドキュメンタリー。


 先日の映画「祈り」に続き、再び映画のご紹介です。

映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」などの大ヒット映画を手掛けたことで話題となったハートオブミラクルさんより、最新作の映画「僕のうしろに道はできる」が、12月8日(土)に岡山県で日本初上映されます。

映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」は、石川県在住の養護学校教諭の山元加津子さんが、病気や障がいを持った子供たちとの触れ合う日々を追ったドキュメンタリー映画であり、その中で病気や障がいにも意味があること、一人ひとりがとても大切な存在であることなどの重要なメッセージを伝えてくれた感動の作品でした。

今回の映画「僕のうしろに道はできる」については、ほとんど詳細を知らなかったのですが、今回もやはり山元加津子さん関係の作品であり、今度は養護学校の子供たちとではなく、同じ同僚の仲間で突然に脳幹出血で倒れて植物状態となってしまった宮田俊也さんという方の奇跡的な復活体験を追ったドキュメンタリー映画のようです。

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宮田俊也
1967年生まれ。福井大学を卒業後、教職に就く。特別支援学校に勤務中、山元加津子と知り合い、山元の活動を支援してきたが、2009年2月20日 脳幹出血で倒れる。当初は3時間の命、三日の命と言われるも、回復を信じてリハビリを行い、6ヶ月の後、動き出した指で、レッツチャットという意思伝達装置を使って、思いを伝え出す。現在も、病院に入院して、山元や、仲間とリハビリを続けている。著書に、共著で「満月をきれいと僕は言えるぞ」(三五館)がある。

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僕は宮田俊也といいます。特別支援学校の教員をしていました。

2009 年2 月、脳幹出血で倒れました。主治医の先生は脳幹出血によりもたらされる深刻な結果を、ありのままに同僚のかっこちゃんこと山元加津子さんに伝えました。 「先生、でも大丈夫です」かっこちゃんは主治医の先生になぜか、そう答えたそうです。

病院のスタッフの皆さんや周りの人のおかげで、僕は回復してきました。それでも意識が戻ることはないと言われていました。 しかし、かっこちゃんは僕に意識があることを信じて、二人で意思伝達の方法を模索する日々が続きました。そしてさまざまな意思伝達装置やスイッチの工夫などによって今では伝えたいことを伝えられる術を得ました。

そもそも人見知りで、他人と話をすることが得意ではなかったのですが、コミュニケーションの手段を失うことの恐ろしさを身をもって体験しました。意識があるのに、言葉を発することのできない僕はまるで透明人間で、身体の位置などの不具合を訴えたくても訴えられません。それ以上に自分自身がここにいるという存在を気付いてもらえないこと、他人に分かってもらえないことの孤独感と絶望感は相当なものでした。

今の僕の目標は、自在に動く身体に戻ることです。かっこちゃんの鬼のリハビリ(笑) のおかげで、日々元の身体を取り戻すための道を歩み続けています。 様々な経験とリハビリを通じて痛感したことは、自分が何を感じ、何を考えているかが、相手に「伝わる」ということの大切さです。

コミュニケーションがもうとれない、と思われている方でも、もしかしたら意識はあるかもしれません。 というよりも、自分の経験上、絶対気持ちはあるはずです。

どうぞ皆さん、ご家族や友人・知人の方で、意思の疎通ができないと思われている方がいらっしゃいましたら、語りかけてみてください。
そして、もし気持ちが通じたら、あらゆる手段、方法で意思をくみ取って下さい。

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※倒れた当時「もう意識が戻ることはない」と医師から宣告を受けていたが、
車いすに乗れるまで回復。

僕の事例は決して奇跡ではありません。

僕の事例は、当たり前の事実です。

僕の願いは、どんな状態であっても、すべての人が表現方法が違うだけであって、気持ちを持っているということを、みんなが当たり前に受け止めて、その意思をくみ取る手段をみんなが知っている世の中にすることです。一人でも多くの方が、気持ちを通じさせることが当たり前にできる日常が送れるようになることです。

僕も、そのためにこの白雪姫プロジェクト立ち上げメンバーとして日々活動してまいりますので応援をよろしくお願いします。

平成24年4 月 宮田俊也


 ここで出てくる白雪姫プロジェクトとは、植物状態で意識が無いと思われているような人でもちゃんと分かっていて思いを持っていることや、そんな状態からでもリハビリのやり方を工夫することで、回復して行く可能性があるということを広めて行くプロジェクトのようです。

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白雪姫プロジェクト

白雪姫プロジェクトとは・・・・・・・・・・

病気や事故のために、意識が無く、回復の見込みが少ないと思われてきた「植物状態」と言われる人たちが世界に何十万人もいるといわれています。 その方たちは、これまで、ベッドで長い間寝たままの生活を送ってこられました。

けれど、意識を取り戻し、食べる、思いを伝えるなどの生活行動を取り戻すための方法があることがわかってきました。

白雪姫プロジェクトは、回復の方法や、それにつながる意思伝達の方法、口から食事をとること、リハビリの方法、介護の方法などの情報を集め広めるプロジェクトです。

私たちは、「誰もが思いを持っていて、回復する可能性がある」ということが当たり前になっていく世界をめざします。

白雪姫は王子さまの愛によって、目覚めることができました。白雪姫プロジェクトはそんな愛でいっぱいのプロジェクトです。


人数の詳しい意味はわかりませんが、12月8日の上映会のイベントでは、とにかく全国から1000人の方に集まって頂き、この白雪姫プロジェクトを多くの人々に知ってもらうことが非常に重要なようです。

すでに初上映まで日にちが差し迫ってきましたが、どうやらまだ1000人には達していないようで、珍しく山元先生が困っていることを知り、そこで当ブログでもご紹介する経緯となりました。

集客不足によるお金の問題や見栄といったことには、一切関心のない山元さんが、今回1000人集めることを強く切望してこだわるのには、何か特別な理由があるように思えます。

恐らくは、これも「100匹目の猿現象」に繋がる何かしらの天のはからいがあるのかとは思いますが、それは別として、ハートオブミラクルさんの映画は、本当に魂に響く映画ばかりを制作しており、これからの人類にとって非常に重要なメッセージがたくさん詰まっています。

昔の記事に書いたかもしれませんが、映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」を初めて見た時は、その日の晩に突然強烈な心の浄化作用が働き、訳も分からずに様々な過去の記憶と一緒に涙が溢れてきて大変な状態になったので驚いたことがありました。

今回の映画も、植物状態や仮死状態であろうと、人間の意識は常に生き続けており、肉体はあくまでも借り物であること、本当の人間の存在とは何かを教えてくれる重要なテーマかと思います。

また、中には実際に家族や知人に植物状態の人がいる方もいるかもしれませんが、そんな方々にも多くの希望を与えてくれる映画かと思います。もちろん、これから先はいつ自分の家族や知人、そして自分自身でさえも普通にコミュニケーションが取れない状態となるのかもわかりませんので、誰にでも勉強になる映画でもあるかと思います。

個人的には、日程が合えば岡山まで行きたいところですが、残念ながら予定が入っていて参加はできません。岡山近辺の方、西日本方面の方でご興味のある方は、是非とも12月8日に会場へと足を運んで頂けたらと思います。もちろん、その他の地域からのご参加も大歓迎かと思います。


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「僕のうしろに道はできる」初上映会の情報

【イベント名】白雪姫プロジェクト1000人大会 
映画「僕のうしろに道はできる」上映 + 山元加津子さん講演 + 紙屋克子さん講演 + ジョイントトークライブ

【開催日】2012年 12月08日(土)

【時間】12:30 ~ 17:05(開場:11:30)
12:30 ~ 12:35 開会挨拶
12:35 ~ 13:10 映画上映
13:10 ~ 14:10 山元加津子さん講演
14:40 ~ 16:10 紙屋克子先生講演
16:10 ~ 17:00 山元さん・紙屋先生トーク
17:00 ~ 17:05 閉会挨拶

【会場名】総社市市民会館大ホール(岡山県総社市中央3丁目1-102)

【定員】1,000

【参加料金】前売り 1,800円/ 当日 2,000円

【申込み:Form】https://uketsuke.tiki.ne.jp/shirayukihime/
このフォームからお申込みの上、下記口座にお振り込みください。
(会社名の欄は「なし」とご記入いただければ大丈夫です)
加入者名:白雪姫プロジェクト 
振替口座(口座番号):01350-4-99731
※振込完了にて、申込完了となります。振替用紙の控えが入場券になります。

【申込み:Fax】Fax:0866-94-4155(清音クリニック)
お名前、ご住所、電話番号、「白雪姫1000人集会行きます」と書いて、
Faxでお送り下さい。

【問合せ連絡先】清音クリニック
電話:0866-94-4111または
FAX:0866-94-4155または
こちらのメールアドレス まで問合せください。
【場所】総社市民会館 住所:岡山県総社市中央3-1-102
電話:0866-92-3491
JR 伯備線 総社駅徒歩10分(新幹線は岡山駅乗換え)
※会場は総社駅を出ると目の前に見えています。

【主催】山元加津子さん&紙屋克子さん講演会実行委員会(清音クリニック内)
【共催】幸せの種
【後援】総社市 清音クリニック ハートオブミラクル

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紙屋克子さんプロフィール
一貫して意識障害患者の看護の実践と研究に取り組み、1991年日本看護研究学会において意識障害患者を「重複生活行動障害者」と看護学的に規定することを提唱。
1992年、NHKスペシャル・ドキュメンタリー「あなたの声が聞きたい-植物人間・生還への挑戦-」で紹介された看護活動は、医療・看護界のみならず広く一般の人々にも看護の成果と素晴らしさを伝えたことで注目された。平成5年度 意識障害患者に関する看護活動の功績により、第27回吉川英治文化賞受賞。平成18年度 「ケア付き青森ねぶた」活動により、内閣府バリアフリー化推進功労者賞受賞。

1992年放映のNHKスペシャル「あなたの声が聞きたい」~"植物人間"生還への挑戦~で紹介された看護活動は、医療・看護界のみならず広く一般の人々にも看護の成果と素晴らしさを伝えた番組として、20年たった今も多くの人の心に残っています。
また、2009年放映のNHKスペシャル「私の声が聞こえますか」~植物状態からの帰還~でも、回復の見込みがほとんどないとしてこれまで積極的な治療は行われてこなかった"植物状態"と言われる患者さんに対して、諦めない治療によって回復の可能性があることを世界中に示したと言われています。
その二つの番組に出演し、独自の看護プログラムによって、意識がないと思われている患者さんや、ご家族に大きな希望を与え続けています。
紙屋克子さんの著書
1)私の看護ノート,医学書院,1993年
2)Quality of Life -医療新次元の創造- : 日野原重明編著(分担)メディカルレビュー社,PP.26-34,1996年
3)基礎看護学-実践看護技術学習支援テキスト : 川島みどり監修 (分担)自立のための移動援 助技術 ,PP.177-193,日本看護協会出版会 ,1999年
4)私たちの看護管理実践 : 紙屋克子,住吉蝶子,医学書院,2000年
5)ナーシングバイオメカニクス 自立のための生活支援技術VTR全3巻,中央法規出版,2002年
6)看護者が担う意識障害患者のケア:紙屋克子編著,メディカ出版,P.17-43,2004年
7)ナーシングバイオメカニクスに基づく自立のための生活支援技術(第2版),ナーシングサイエンスアカデミー,2006年
8)ナーシングバイオメカニクスに基づく自立のための生活支援技術(第3版),ナーシングサイエンスアカデミー,2010年
ブクログ:http://booklog.jp/users/katuko-kamiya

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山元加津子さんプロフィール
1957年金沢市生まれ。富山大学理学部化学科を卒業後、石川県内の特別支援学校に勤務している。愛にあふれた彼女のメッセージは、著書や講演を通じて全国に広がり、子どもたちだけでなく心を閉ざしていた大人たちの心を開き、奇跡のような出来事が次々と起こっている。2007年に完成したドキュメンタリー映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」はそうした彼女の活動を追った作品で、現在までに1000カ所以上、海外14カ国以上で、自主上映会が開催されている。また、毎日必ず送られてくるメルマガ「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」を通して、多くの読者と温かい関係を築き続けている。著書に「本当のことだから」「ゆうきくんの海」「魔女モナの物語」(以上三五館)「きいちゃん」(アリス館)「手をつなげば、あたたかい」(サンマーク出版)など多数。

たんぽぽの仲間たち http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/
ブログいちじくりん http://itijikurin.blog65.fc2.com/
ブクログ:http://booklog.jp/users/itijikurin

映画 「1/4の奇跡」(ハートオブミラクル)
   「宇宙(そら)の約束」(ハートオブミラクル)


どうぞよろしくお願いいたします。
http://www.magazine9.jp/oshidori/121206/

第54回
「アフリカに原子力を推進するために、福島原発事故の汚染を住民が受け入れることが必要」という
OECD/NEAアジア会議の件。

 11月6~8日はOECD/NEA主催の会議に取材に行ってきました。
 OECDとは経済協力開発機構でしょ、なんか世界の経団連みたいなものかしらね、NEAとはOECDの原子力機関とのこと。わーお、世界の原子力推進機関みたいじゃない?

 会議の名前は「第3回放射線防護における科学と価値に関するワークショップ及び第6回放射線防護体系の進展に関するアジア会議」。
 ファイナルアジェンダと動画はこちらです。 

 この会議は申込みから驚きました。日本での会議ですが、申込みサイトは英語のみ。そして「ビザは持っているか?」「ビザが無ければこの窓口で緊急発行を」などなど。
 あら? 海外の方しか募集してないの? 海外の研究者の方々が福島原発事故の現状を、日本にヒアリングしにくる、みたいな感じでしょうか。返ってくるメールも全て英語です。日本人同士でやりとりしてるのにね。
 でも、報道として登録でき、9時~18時まで3日間、みっちり取材してきましたよ!

 プレスの腕章をさせられ、取材にきたのは読売新聞とおしどりのみ。でも読売さまは1日目の午前中で帰られて。いいの? あと、おしどりしか取材しないわよ? というわけで、裏話も全て公開しちゃいます! 

 思ったとおり、なかなかの原子力推進会議でした。
 全体セッションのあと、3つのパラレルセッションに分かれ、最終日にそのまとめをする、という形式。
 (1)住民の低線量被曝の評価と管理
 (2)子供と自助行動への保護
 (3)がん以外の影響
 となっていて、わ、全部参加したい! と思ったけれど無理なので、私は(3)へ、ケンパルは(2)へ。あー、おしどりがコンビでなくトリオだったら3つとも制覇できたのにな!

 内容はなかなか興味深かったです。
 子供の放射線防護の線量限度について、え? 口論? くらいの激しいやりとりがあったり。ここは、私が最も「ヒドイ!」と思った部分の1つなのですが、誰が何を言ったか、完璧にお伝えしたいので、書き起こしている最中です(ケンパルが)。
 それが終わったら記事にしようと思っていたのですが、急いでお伝えしたいことがあるので、書いている次第。

 そして、私が「良いな!」と思った発表は徹底的にこき下ろされていました。例えば、日本保健物理学会の若手部の方の発表。原発事故後、若手部でサイトを立ち上げ、一般からの質問に丁寧に回答していった成果をまとめたものでした。

 「大丈夫です、と一言で片づけるのではなく、その判断の根拠は何か、そしてその根拠となる元の論文や研究は何か、1つ1つアドレスをはり、サイトを見た方がたどれるようにしました。計算式や考え方も書きました。で、我々はこういう判断をした、というように回答し、住民に我々の判断を押し付けるのではなく、住民が判断できるようにしました」

 あらー良いことおっしゃるじゃなーい! 30代そこそこのお若い学者さまです。しかし彼は発表のあと、日本、海外の研究者からこき下ろされるのです! 
 「住民にそんなこと説明してもわからない」
 「住民に専門的なことを言わなくてもよい」
 「単位すらわからない住民に何がわかるのか」

 しかし、若い学者さまは丁寧に反論されてました。
 「事故後、住民は非常に勉強し、大丈夫の一言で納得するほど単純ではない」
 「事故後こそ、住民と一緒に学ぶことが必要」

 でも、7対1くらいで反論攻めに遭って。
 「私は住民の取材をたくさんしましたが、彼の言うとおりですよ!」と言ってやろうと私も挙手してましたが当たりませんでした。
 でも、発表後の彼に駆け寄って、仲良くなり、お昼も一緒に食べましたけどね!

 小出先生のお名前を出して発表された大学の先生もいらしたのですが、この方の発表は何も質疑がなく、スルーされた感じでした。しかし、この先生にも私は走っていって、ご連絡先を伺いましたよ!

*********

 急ぎでお伝えしたいことのひとつは、3日目の最終まとめの「福島の方々の話を聞いて」です。

 「我々は福島の住民の話を伺えた(伊達市長と伊達の元小学校校長も出席していたのです)。福島の方々は、原発事故にあったが、ある貴重な価値観に巡り合えたと言う。それは、故郷を大切にしたいという価値観だ。自分たちの故郷を自分たちの手で除染して、住み続けたいと」

 えええ!? なんか美談にして、いいように解釈していません? そんな話を世界に発信するの?

 一番の驚きは、たびたびあるコーヒーブレイクのときのことです。会場の外にコーヒーが用意してあり、みなさんで談笑するのです。もちろん全て英語ね!
 で、プレスの腕章をしているのは私たちだけなので、めちゃくちゃ話しかけられて。
 「あなたたちは何を学んだか?」「どういう記事を書くのか?」などなど。ほほう、気になるのね、でも私たちは今も聞き出す気満々ですよ! 

 ややこしい単語の通訳をしてくださった国立保健医療科学院の研究官の方と話をしていたときのこと(学者以外にも政府関係者や官僚も出席していたのです)。

 「でもね、喫煙やフライドポテトのアクリルアミドなど、日常の中にたくさんリスクがあるでしょ?」

――でも、自己選択できるリスクと原発事故のリスクは比較対象になりませんよ? 

 「じゃ、原発のリスクを住民に説明するのに、何が適切ですか? 教えてくださいよ。この会議の裏の目的はね、アフリカに原発を推進するのに、住民にどうやってリスクを説明して受け入れさせるか考えてるんですよ」

 (えええ!? もっと聞き出そう! と喋らせモードに入りました)

 「本当はセネガルに原発を作るはずだったんですが、福島の事故でキャンセルしてきたんです。なので、福島の原発事故のリスクを、除染して住む、と福島の住民が受け入れ、それを発信することは重要なんです。アフリカや韓国、中国にもまだまだ原発はできますからね! それを踏まえて、記事に書いてくださいよ!」

――(あら? 私たちを先に帰られた読売新聞さまとお間違えなのかしら?)もちろんです!!(全部、書きます!!)ニッコリ。

 このアジア会議のあと、ICRPのメンバーが伊達市に行き、住民とダイアログセミナーをしていました。この会議に出席していた良心的な学者さまはそのことを「アリバイ作り」と呼んでいましたけどね。

 去年からあちこち取材をしてきた私は、この会議で知り合い、顔見知り、情報提供してくださった方々などにもお会いしました。
 その中の一人が近づいてきてこう言われました。

 「マコさんね、あなたヨウ素のことを気にしているでしょ、半減期が短いから。でもね、事故直後の初期被曝は、ヨウ素より希ガスのほうが問題なんです。どこもそれを取り上げない。まぁ、去年、ヨウ素のことをキリキリと取り上げていたのもマコさんくらいでしたけどね。事故直後の放出された核種は、ヨウ素より、キセノン、クリプトンなどの希ガスがずっと多いんです。そして希ガスなので捕捉しにくいから測定されにくい。そして半減期がヨウ素より短いものも多いので、それらの被曝の評価はとても難しいですが、とても重要なことでしょう。そのことを書いていってください」

 わ、他の短半減期核種のことは気になっていましたが、もっとちゃんと調べなくては!
 他に取材していることもたくさんあるけれど、全力でいきますぜ!

*********

 そして、この、選挙のさなかに気になること!!!!
 ここからが急ぎでお伝えしたかったことです。

 12月15~17日にはIAEAの大きな会議が福島で催されます。ちょうど選挙の日にち。
 そして、12月は官僚の方々が福島県にたくさん入り、住民にヒアリングをしていくそうです。除染して住むかどうか、というヒアリングです。
 なので、住民が自身で線量を測定したデータをつきつけ、除染をして住むのはムリだと声をあげてほしい、と伝えてくれないかという官僚の方がいらっしゃいました。
 官僚の中にもなんとかしたい、と思っている人間は少数だがいる、でもそこまで住民の声が届きにくい、そこに声を届ければ、大きく動くかもしれない、とのことでした。あと、郡山市に入る経産省に気を付けてほしい、とかね!

 12月のIAEAの会議は選挙と同じ日にちなのです。政治家さんたちがご自分の選挙に夢中なうちに、官僚主導でいろいろなことが進められるのでしょうか? いやあね! ガンガンに注意していきましょうぜ!

*********

 余談ですが、私に「これからアフリカに原子力を推進したいから、リスクの説明を作らなければならないんだ」と話していた研究官の方の話が、「自動車事故、喫煙、アクリルアミド」と、どこかで聞いたような内容でした。
 福島県内で原発事故のリスクについて講演されている方と全く同じ内容だな? と思い、その方の講演に伺ってきました。以前、ご紹介した半谷輝己さんです。
 →「ピーチプロジェクトから、福島県内の放射線アドバイザーについて考えた件。」

 毎時10μSVまで大丈夫だ、とドイツのシュピーゲル誌のインタビューに答えてらしたり、福島の高校で「2万ベクレル/kgのものでも、1kgも同じものを食べることは無いから、何を食べても大丈夫!」と講演し、それがラジオ福島の取材でネット上の動画にあがり、物議をかもしていた方です。

 その半谷輝己さんの「家族のリスクマネジメント勉強会」の内容については、「著作権に触れるので、一切書かないでほしい」ということでしたので、触れません。
 なので私の感想だけ書きます。

 半谷さんは、確かに福島への愛には溢れていらっしゃるのでしょうが、それを利用されてしまっておられますね。
 講演の内容は、間違いが多いですし、それを指摘しますと「僕はWHOの友人からの情報です。あなたは、あなたの情報、それでいいじゃないですか」との回答でした。

 以前の講演で、セシウムは母乳に移行しない、と話されていたと伺いました。サイトにも紹介されていました。以下はそのサイトから引用。

◆筍食べても、セシウムは母乳には出ないよ/食べ物は総合的に評価
半谷さんの友達が、そこそこセシウム出ている筍を食べ、母乳をあげちゃったと電話で泣きついてきたそうです。「竹はヨウ素吸っていない、そしてセシウムは油(母乳)には移行しない。よって、赤ちゃんは被曝していない」と伝えたそうです。「私は?」という友達には、「おまえはだいじょぶだっつった」。旬の季節に、せいぜいご飯何杯分かの筍ご飯を食べるのは、大量ではないので許容範囲、という解釈です。毎日食べるもの、大量に食べるものに注意して、総合的に評価することが大事。

 しかし、ICRPのPubl.95ではセシウム137の母乳への移行係数は18%となっています。この件もお伝えしたのですが「ヨウ素よりセシウムのほうが移行しない、という意味です」とのご回答。う~ん?

 講演会が終わったあと、半谷輝己さんをお誘いして、一緒にお昼ゴハンを食べました。そして、OECD/NEA会議で私にアフリカの原子力推進について語った○○研究官が、半谷さんの講演のお話と同じ内容をおっしゃっていましたよ? と言うと、「ああ、その方が僕の手綱を握っている人ですよ!」とのことでした。「しかし、その内容は、彼が僕のマネをしているんですけどね!」ともおっしゃっておられました。
 どっちでもいいですが、原子力を推進しようとされている方々に、福島を愛している方が利用されているのは、納得がいきません。

*********

 これから選挙もありますが、今まで以上に目を光らせていかなければいけません!
 12月は他にもイヤな話を聞きますしね、どんどん取材して、書いていきます。

 というわけで、選挙の前に、今まで何があって、どういう社会にしていきたいか、ちょっと考えてみましょうぜ!
 12月8日のマガ9学校は、福島で子供の甲状腺エコー検査でどんなおかしいことがあったかを、福島のママさんに話して頂きます。
 そして、アスベスト問題について、国、行政がいかに何もしてくれなかったかを、アスベスト問題に取り組む団体の20代の若者に話して頂きます。12月5日に東京地裁で画期的な判決があり、建築労働者アスベスト訴訟判決で、国に初の賠償命令が出たんです!! →朝日新聞デジタル(2012年12月5日)

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ブラックエンジェルズさん よろしくお願い。

これも根っこは お米なんだろうけど。

じみん も みんしゅも 筆頭に最悪な 政府だよ。
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さらに煮込み中
セロリや人参の皮とかガンガン入れてます。



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ノースさん、ふたたびオファーくださり、ありがとうございます(^-^)/



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