オイラの両親は、むかし商売をしていました。

人を雇ってはいましたが、あくまでアルバイト。基本は父母の運営。

因みにオイラは反抗期が無かったと父母は思ってますが、家に帰っても居るのはじいちゃんばあちゃん。反抗しようにも相手がいなく、何かを相談する機会もロクな会話も何も無かったというのが現実でした。何せ、小5の頃には夜に一人で外食させられていました。


ただ、夏休みや冬休みなどある程度の長期休みの時は、お昼ご飯は父と合流してウチの店の近くで済ませるというルーティンがありました。

とは言うものの、一時間は取れません。

父はかきこむ様にしてせいぜい30分の休憩なので、オイラもそれに合わせて普通の小学生と比べるとかなり速い速度で食べ、味わうも何もなくただ食べていました。






時が過ぎて25才の時。喫茶店というかカフェというかを開店して、自分が店長になりました。

そうなると、出来上がってからテーブルに運ばれるまで、とか、ある程度の時間が経って冷めても美味しい仕上がりに!を考えての調理法を考える様になりました。



それらが身体に具わってしまったのでしょうか。


出てきた食事はなるべく速く、温かく美味しい内に食べないと作って下さった方に失礼だと思うようになり、例えば注文が入ってから作る弁当屋の弁当なら5分後には食べ終えているのが普通になり、バイト先の仲間に驚かれた(呆れられた?)ものでした。

今もその癖が抜けず、恐らくちゃんと噛まずに呑み込んでいるのかと思います。でも最近はこれが逆流性食道炎の原因かな、と思うようになりました。



なので最近はスローフード(?)。よく噛んで食事に時間を掛けるようにしております。

この積み重ねなら、嘔吐も止まりますかね?

でもやっぱり料理は温かいうちが一番良い!

アイスクリームは冷たくて殆んど溶けてないうちが一番美味しい!



これじゃ、いつまで経っても楽になれませんね。