先日訪れたトイプードルのトリミングのお客様のご年配のご夫婦のお宅は、畑に囲まれたクルマ通りの少ないお宅なのですが、いつも猫ちゃんが玄関先で出迎えてくれます。
「外で飼ってるの」
「どこにも行かないのよ」
恐らく保護猫ちゃんかと思われる、囲いさえもない庭先でまったり日向ぼっこしてるにゃんこを、うちのべに丸に置き換えて想像してみたわたくし…
そりゃあもう、ぞっとしますよ💧
水を飲みに来た本来の目的を忘れて外に夢中になるべに丸くんが記録されています。
まぁ、べに丸くんの場合、逃走に成功しても行ける場所は限られていて、
お隣の庭、
裏のお宅の庭の木(野鳥がたくさん集まってくる)、
お向かいの家の車庫、
あとはうちの庭をうろうろし、父や私のクルマの上に上がったり下に潜ったりしてるだけなんですけど、
ボク、世界観てきた!
凄かった!
ってそりゃあもう眼をキラッキラさせて帰ってきます。
実は先日もべに丸くん、逃走しました。
ゴミを出しに玄関を出た父。玄関から出たからにはまた玄関から入ってくる、ってことを理解している賢いべに丸くん。
玄関のドアに顔を押し付けて待ち構えているんですよ。
高齢の父は、足元からべに丸くんが飛び出していったことに気づいてさえいません💧
チュールビッツをこれ見よがしに詩衣ちゃんに「おいしーね!」と食べさせてたら、
やっぱり、手の届かない世界が魅力的に映るのはにゃんこも同じなんですね。
外の世界にいつでも手が届くお客様にゃんこは、外の世界よりもおばあちゃんのお庭の方が安全で落ち着ける場所ってことに気付けて、だからじーっと動かずのんびり出来るのでしょうね。