サピに通っていることに微塵も後悔はないのですが、一方でサピの言うがままにしているのもどうなんだろう?と思うことが時々あります。そのあたりの話。大きく二点。

 

一点目は集団塾の限界、に近いのですが、個々の細かいニーズに対応をあまりしておらず、自分の課題となる勉強は自分で考えて自分でせねばならないこと。当たり前ですが、受験生は1-2月の受験に合格することが当面のゴールでありそのゴールに向けた課題は各人それぞれ全く違います。

 

ただ特に9月以降時間が無い際でも、授業や復習や模試や過去問は基本的には全員同じ内容の勉強が盛りだくさんです。その全員向けのタスクをこなす事で手一杯で、各受験生固有の課題を解消するための時間が少ないことは、機会損失が大きいと思います。他の集団塾に通った経験は無いので想像ですが、特にサピはこの辺りのフォローが薄いのではないかと。

 

例として我が家の夏休みの事例をあげます。国語はサピのテストや他塾のテストでもかなり良い点を取っており順調に仕上がっている一方で、算数に関しては大きく課題があり、ゴールから考えると、うちの長男は徹底的に算数に時間を割くべきと思われます。一方、夏休みにはうちの校舎にはかなり多くの学校の有名中(国語)の提出義務があり、時間を割かれました。思い切って国語有名中の提出を無視、という手は無くもなかったのですが、みんなが提出している中、流石にそこまでの勇気はありませんでしたので全て提出をしました。その時間算数やらせたいなーと強く思っていました。

 

ゴールまでの時間が短くなってくると、益々時間の希少性が高くなるため、今後はある程度サピの指示を無視してでも、我が子固有の優先順位を優先すべき局面も出てくるかな、と思っています。

 

長くなりましたので、続きます。(多分)