40才からの格闘技(5) | 志導会の徒然日記

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日本拳法 志導会の道場生によるブログです。

 ご無沙汰しています。

 志導会(と名乗っていいのでしょうか?)Sです。


 ブログに書き込みをするのは、7年ぶりになります。

 先日 森中師範から

「稽古に参加せ~へんねんやったら、ブログぐらい書けよ!!」


 とのメールを頂き、恐怖に苛まれ、慌てふためき、


 絶大なる緊張感の中このブログを書いています。

 と言うことで、7年ぶりに、


 中年ファイター「40才からの格闘技」の続きを書いていきたいと思います。

 宜しくお願いします…ね。


 それでは 40才からの格闘技(5)

その年(2002)98日、昇段審査を受けることになりました。

初めて防具をつけてからちょうど2ヶ月目になりますね…。


 場所は確か「洗心館」だったと思います。


 当日は、梅○師範と 森○さん、そして、現在は師範代の 鈴○さん

  

 が付き添って下さいました。


 (当日は、殿二道場の中○さん、上○さん、五○さんも


  来ておられました…。)

会場に入った途端、


  その異様な雰囲気にのまれてしまったのを覚えています。

あっちこっちでミット打ちが行われ、罵声が飛び交っている…

それより何より自分より年長者らしき人が(選手では)見当たらない…。


 柏○高校! こ・こ・高校生も来ている…。

 えらいところに来てしまった…というのが僕の正直な気持ちでした。


 初めての昇段審査=試合相手は「友○会○道」の若い人でした。

 やたら体がでか()

 多分僕(当時62kgくらい)1.5倍近くはあったんじゃないでしょうか!? 


 とにかくやたらでかく思えました。

 そして、驚きはすぐ僕を直撃しました! 

 審判の「はじめ!」の合図が終わるか終らないか…

 彼(以下「熊吉」と言います。)は猛烈な勢いで僕に向って突進してくるでは

 ありませんか!突進ですよ! 突進。

 練習では有り得ないことでした。


 お互い礼をして、構えて…そう思い込んでいました…。


  熊吉に押しに押された僕はあっけもなく1本を取られました。

  確か面突だったと思います

 梅○師範、森○さん、鈴○さんの「落ち着け!落ち着け!」との声に


 我にかえった僕は、必死で熊吉に立ち向かいました。

 しかし熊吉はでかく、後ろにさがりません…。

 熊吉に近づいては離れ、回りに回って、

 その後どうにか1本を取り返したもの(確か胴蹴だったと思います)

 時間切れで引き分けになってしまいました。

 これが試合か! 僕はそう思いました。これが試合なんだ…と。

                               …つづく