ご無沙汰しています。
志導会(と名乗っていいのでしょうか?)のSです。
ブログに書き込みをするのは、7年ぶりになります。
先日 森中師範から
「稽古に参加せ~へんねんやったら、ブログぐらい書けよ!!」
とのメールを頂き、恐怖に苛まれ、慌てふためき、
絶大なる緊張感の中このブログを書いています。
と言うことで、7年ぶりに、
中年ファイター「40才からの格闘技」の続きを書いていきたいと思います。
宜しくお願いします…ね。
それでは 40才からの格闘技(5)
その年(2002年)の9月8日、昇段審査を受けることになりました。
初めて防具をつけてからちょうど2ヶ月目になりますね…。
場所は確か「洗心館」だったと思います。
当日は、梅○師範と 森○さん、そして、現在は師範代の 鈴○さん
が付き添って下さいました。
(当日は、殿二道場の中○さん、上○さん、五○さんも
来ておられました…。)
会場に入った途端、
その異様な雰囲気にのまれてしまったのを覚えています。
あっちこっちでミット打ちが行われ、罵声が飛び交っている…
それより何より自分より年長者らしき人が(選手では)見当たらない…。
柏○高校! こ・こ・高校生も来ている…。
えらいところに来てしまった…というのが僕の正直な気持ちでした。
初めての昇段審査=試合相手は「友○会○道」の若い人でした。
やたら体がでかい(笑)。
多分僕(当時62kgくらい)の1.5倍近くはあったんじゃないでしょうか!?
とにかくやたらでかく思えました。
そして、驚きはすぐ僕を直撃しました!
審判の「はじめ!」の合図が終わるか終らないか…
彼(以下「熊吉」と言います。)は猛烈な勢いで僕に向って突進してくるでは
ありませんか!突進ですよ! 突進。
練習では有り得ないことでした。
お互い礼をして、構えて…そう思い込んでいました…。
熊吉に押しに押された僕はあっけもなく1本を取られました。
確か面突だったと思います
梅○師範、森○さん、鈴○さんの「落ち着け!落ち着け!」との声に
我にかえった僕は、必死で熊吉に立ち向かいました。
しかし熊吉はでかく、後ろにさがりません…。
熊吉に近づいては離れ、回りに回って、
その後どうにか1本を取り返したものの(確か胴蹴だったと思います)、
時間切れで引き分けになってしまいました。
これが試合か! 僕はそう思いました。これが試合なんだ…と。
…つづく