こんにちは。

だんだん秋らしくなってきましたね。仕事の帰りに代々木公園まで足を伸ばしたのですが、木々が紅葉をはじめておりとてもキレイでした。


さて、今日は渋谷センター街に新たに登場した「バスケットボールストリート」のお話。
10月1日から渋谷センター街入口からマクドナルドセンター街店周辺までの150メートルの通りが、「バスケットボールストリート」と命名されることになりました。


これまで「汚い」「危ない」というイメージと共に語られがちだったセンター街のイメージで語られがちだったセンター街。
センター街振興組合ではこのイメージを払しょくするために、露天や客引きを規制したり、毎日6時間の清掃活動を続けており、今回の命名もそれらの活動の一環のようです。
通りの名前にバスケットボールが選ばれたのは、センター街が目指す「若者」「エネルギッシュ」というイメージとバスケットボールが合致したから。また代々木体育館が日本バスケットボールの聖地であることも、名前の由来だそうです。


通りの街灯にも、「バスケットボールストリート」と刻印されています。また命名記念セールを行っているお店なんかもありました。

さて、これ以外にも渋谷には面白い通りの名前がたくさんあると思いませんか?
センター街、道玄坂、スペイン坂、キャットストリートなどなど。

例えば、私が働く渋谷シダックスの近くに、アパレルショップなどが集まっているファイヤー通りと呼ばれている通りがあります。


これは通り沿いに渋谷消防署があるために、この名前がついたと言われています。
更に面白いのは、この通りの名前が自治体や商店街がつけた正式名称ではないということです。
もともと渋谷に集まる若者の間の愛称としてこの名が使われ、80年代にファッション雑誌などで「ファイヤー通り」「ファイヤーストリート」として記載されるようになり、現在は案内板が立つまで定着したそうです。

言われてみれば、ファイヤー通りの表記があるのは消防署前のこの案内板だけ。通り沿いのプランターには「公園通り商店街」と書いてあります。

その他の通りの名前も、このような由来がたくさんあります。
渋谷区のホームページに名前の由来をまとめたサイトを見つけましたので、見てみてください。