オープンソースGISと地図 | 巣鴨ではたらくプログラマ(転職希望)の日記

オープンソースGISと地図

最近、オープンソースのGISエンジン「MapServer」が気になっている。
(といっても、詳しいことは良く分からないけど・・・)

GISエンジンとは、簡単に言えば地図を使ったアプリケーションを構築する
ためのベースソフト。
商用のソフトだと、Web対応のものだとウン百万円/1サーバ。

自前でしかもタダ!でWebベースの地図アプリを構築できるなんて、いい
時代ですね。

しかし・・・・。

エンジンがタダでも、地図となると話は別。業務システムでゼンリン、
インクリメントP等のメーカの地図をサーバに乗っけようとすると、軽く地図
費用は数十万(正確な金額は知らないが・・)。国土地理院の数値地図という
手はあるが、やはり市販地図と比較すると見劣りする。

最近は、GoogleMap等の地図サービスがかなり便利になっていて、ユーザ
が地図にお金を払うという概念が希薄になっている気がする。GoogleMaps
等によって、地図アプリケーションに脚光があたり、様々なサービスが実現
されていくだろう。そうなると、企業の業務システムでもGISのような機能が
欲しいね、という要望が出てくるのは自然な流れ。
そうなった場合、ユーザの抵抗のない程度の安価な地図が望まれる。

勉強不足で国の地図整備に関する取り組みは詳しくは分からないが、
公共資産としてさらに地図整備に力を入れて、地図を提供してくれるとよい
のだが(民業圧迫と言われそうだけど・・・)。

GIS、地図アプリケーションが普及する環境が整うことを期待したい。