昨日、一昨日は収録でした。
そういえば、共通テスト対策講座先日開講したそうです。
かなり予約が入っていたらしく、受講者の数がとんでもないそうです。現在part2の第4講まで終わりました。残りもいいものを作りたいと思います。
第1問
整数。合同式の良問。
(1)はmod2020でひたすら小さい数にするだけ。
(2)は{10^n}を2020で割った余りが途中から周期4の周期数列になっていると気づくことがポイント。
100桁で各位の数の和が2なので求める数は10^99+10^mの形(m≦99)あとはmをどう選ぶのかの問題。
とても、面白いです!!
第2問
方程式の解の個数の問題。
twitterでも書きましたが、a=0のときの解釈が二通りできます。これは、どちらで解釈しても正解になると思います。
作成者側も
「あっ!!!」
と思ったと思います。本質的なミスでは全くありません。
数Ⅲでもできます。
第3問
ベクトル。内積の意味を考えてもできますが、僕は座標で解きました。
独立2変数なので一文字固定。標準。
第4問
定積分の最小値の問題。場合分けします。直線に関する面積なので、積分は不要です。三角形か台形の面積に帰着します。
これが一番解きやすいかな。
第5問
確率。
1983年の京大文系に似てる(下の画像)。京大と同様に2項間漸化式を立てます(京大は、(1)で3項間を誘導してますが、2項間漸化式を作る方が楽です)。あとは、階差数列に関する漸化式を導いておしまい。
これも解きやすいと思うけどな(漸化式を立てるのが得意であれば)。
簡単な問題はありませんが難問もありません。いいバランスだと思います。