新シリーズ第3弾

 

志田晶のベクトルが面白いほどわかる本

 

が12月22日に発売されます。

この本は、2006年に刊行したベクトル本の3訂版(3回目の改訂)になります。

ちなみに、ベクトル本は、5万部突破いたしました。分野別でこれだけ売れたのは結構すごいと思います。

 

 

3訂版は、大きく改訂いたしました。

 

まずは、もくじです。


基礎編をだいぶ軽くし(少なくした)、最後の章に平面の方程式をつけました。また、各テーマで問題を数問追加しました。表現等はだいぶ直しました。

 

 

新しく執筆した平面の方程式は外積と組み合わせるととても便利です(丁寧に解説しました)。

 

これらを入試で使ってよいかとよく聞かれますが、これらは教科書に載ってるので(数研出版の教科書で確認しました)、何も問題ないと思います。本当は、教科書に載ってなかったとしても、(一部の問題を除けば)使うことに何も問題はないのですが、その辺の話は長くなるので別な機会にします。

 

 

例えば、これは体積を求める典型問題です。

 

 

 

 

 

本書では、解答を3つ紹介しています。

まず、教科書通り解くとこんな感じ。パラメーター(文字)は3個必要です。

 

これを外積を利用するとパラメーターの数を1つに減らせるのでかなり簡単です。

 

さらに、外積、平面の方程式、点と平面の距離(本書で証明してます。教科書にも載ってます)を使うと、パラメーターなしでこんなに簡単に解けます。

オマケでスカラー3重積の話も載せてます。

 

 

 

確率本、数列本と同様にベクトル本も全力で書いた自信作です。

よろしくお願いいたします。