2次試験の問題解いてみました。

 

ちょっと、いろいろ忙しいので、今年は東大だけになるかと思います(暇あったら書きますが)。

 

 

それと、今年から、京大の過去問演習講座を担当することになりました。一昨年に京大の対策講座を担当したので、それにともなって、過去問講座も担当させてくれるように本部にお願いし、今年度から担当します。期待してくださいね。

 

では、東大理系の解いた雑感から

 

第1問

これは、易しい。微分した後の、符号決定部分を見抜けばよいだけ(sinxcosx-xは0<x<πにおいて負だとグラフ書けばすぐわかる)。

これを落とすとヤバイです。

 

第2問

 

(1)は計算するだけ

(2)はいろいろやり方があると思う。僕は、(1)の分子が一次関数で、分母

が2次関数だから、ある一定のところからこの分数は1より小。つまり、数列anは減少関数になるから、anが1より小となるところまで知らべれば十分と判断。

標準

 

第3問

動点が二つある問題。片方を固定して、軌跡を出し、そのあと、固定した点を動かし、軌跡の通過領域として出す問題。全体図を想像してみるとよい。ちなみに、自分は、Pを固定してQを動かしたら、y軸に平行な線分ができるので、その長さを求めればそれを積分すればOKとした(Pのx座標の絶対値が同じときの重なりがあるかないかを調べる必要がある)。全体図作らなかったので、意外と苦労(笑)。

 

 

第4問

β>1をどう処理するかという問題。これも第1問と同じく、超絶に易しい。

 

第5問

複素数平面。去年のよりは難しい。対称移動なので、いろいろな方法がある。僕は、特進の九大の複素数平面でやった手法を思い出して、垂直条件、平行条件からuとuバーの連立方程式を作って処理。

(2)は図形の像の問題。(1)の式の両辺を2で割ると、焦点からの距離と準線からの距離が等しい点の軌跡とわかる。(1)を利用せず、普通に計算してもそんなに時間はかからない。

 

標準からやや難。

 

第6問

球の通過領域の体積。丁寧な誘導がついているが、第6問だけあってやや難しいかな。

 

第1問、第4問を落とさないことが大事だと思います。

 

 

 

第6問