受験生の皆さん、センター試験お疲れ様でした。今日はゆっくり休んでくださいね。
僕もセンター試験の問題を解いてみました。
まずは、Ⅱ・Bから。
僕はこのあと、水曜日収録のセンターⅡ・Bの解説授業の準備があるので、数学Ⅰ・Aは深夜か明日の朝になると思います(すでに解き終わっていますが)。
あと、数学Ⅱ・Bは解説授業があるので、解法のネタバレはあまりしませんので悪しからず。
全体として、目新しい設問もいくつか見られ、出題者側の創意工夫が感じられるいい問題だと思います(さすが)。
第1問[1]三角関数
弧度法の定義を確認する問題。定義が曖昧でもちょっと考えたらアの選択肢は選べると思う。
後半は、三角方程式で典型問題。
[2]指数・対数
対数方程式。指数対数は、例年平均点が高い(東進のデータによると)が今年も高いと思われる。
第2問微分法・積分法
[1]直線と放物線が接する条件から始まり、面積を使って定義されたS-Tの極値、最小値に関する問題。ソの設問が目新しかったが難しくはない。
[2]面積から関数を決定する問題。なかなか面白い。
標準レベル。
第3問 数列
これが一番難しかった気がする(ただし、…)
(1)、(2)は等差、等比に関する典型問題。これはできないとマズイ。
(3)数列cnの階差数列からcnの一般項を求める問題。Σの中にnが入っているから計算が難しい。良問。
ただね、
問題文に
c1=a1-b1、c2=2(a1-b1)+(a2-b2)
って書いちゃってるんですよね。だから、d1を計算すると、
c2-c1=a1+a2-b1-b2
となって、セの答(0から7から選べ)はすぐわかっちゃううんだよなぁ(階差を真面目に計算しなくてもソ、タがわかる)。
うーーん、
セの設問なかったらよかったのにw
もう一回言いますね。
セの設問なかったらよかったのに!(笑)
(直接ソ、タを聞いても問題ない気がする。出題者側が難しいと思って誘導付けたんだと思いますが)
ここがクリアできればあとは計算するだけでおしまいです。
やや難でしょうか。上位生じゃないと厳しいですね。
ただ、近年の数列は2次試験並の問題が多いので、このくらいまでは想定内としておくとよいでしょう。
第4問ベクトル
三角形の内部の点Fからの位置ベクトルという少し、見慣れない設定。内容は大したことないが、aの入った計算があるので、うまくやらないと大変かな。
標準。
全体の平均点としては、昨年並みか下がっても5点以内かと思います。