Ⅱ・Bです。
Ⅱ・Bは東進で解説講義を担当するので、ネタばらしはしない程度に書きます。
第1問[1](三角関数)
受験生はこういうの苦手なんだろうな。計算するだけなのですが、座標平面上のP,Qの位置がぱっと頭に浮かぶ人はすぐ解けます。
第1問[2](指数対数)
設問が目新しい。しかし、いつも言っているように指数対数は計算力がポイントでこれもそれができれば思ったほどは難しくない。ただ、これも平均点を下げる問題かな。
第2問(微積分)
(1)微分係数の定義に当てはめる問題。
「微分の計算さえできれば、微分の数学的原理なんか知らなくてもよい!!」
と考えている人はできないんだろうな。
とてもいいですね。
(2)からはいつものセンターレベルの微積分です(易しめ)。
第3問(数列)
これはできんだろうなぁ。
周期性のある数列。4つずつまとめるのがポイント。ちなみに、周期性のある数列は2004年本試験(周期3)と1999年追試(周期4)に出てます。
数学苦手な人は前半部分確保しておけば十分です。
第4問(ベクトル)
センターの過去問からすると標準レベル。
第1問と第3問のせいで平均点は下がると思います。
ただね、厳しいこと言うようですけど、数学が得意な人にとっては、とても解きやすい問題だと思います。
昔のセンター試験は数学が得意でもいたずらに繁雑な計算をさせて時間が足りないということが多かったのですが、2次力がある生徒には、この程度はなんてことないセットです。
中程度の数学力でガツンとやられちゃう人が続出しそうですけどね。