文系数学の良問プラティカ 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B 三訂版























を著者の河合塾 鳥山 昌純先生からいただきました。








ありがとうございます。





鳥山先生とは、僕が河合塾に入った20年前からのお付き合いです。


当時は河合塾中部地区数学科講師のチーフでした。駆け出しの頃にいろいろと目をかけていただきました。





この本は最初、プラティカではなく精選問題集というタイトルだったのですが、本当に素晴らしい出来だったので、自分の生徒にたくさん推薦しました。


また、自分もいつか本を書けるようになったら、鳥山先生のような本を書きたいと思っておりました(当時25ですが)。特に、確率と数列の融合問題の良問を集めて1章にしてしまうという試みは斬新で感動したのを今でもよく覚えております。








そして、やはり、数学ができる人が書いたものは読んでいて気持ちよいですし、こちらも勉強になります。


最近、数学力不足な数学の講師の方(この数学力でよく講師やれるよなぁと生徒がかわいそうになります)の書いた背景が全く見えてない薄っぺらい解答を載せた本を書店等で見ます。


学習参考書は玉石混交の時代ですね。





立場上、この本がいい、あの本はだめとかあまり言えないのですが(意外と影響力があるらしいので)、この本は自信をもって「いい本です」と推薦できます。








そして、鳥山先生からの手紙にはこんな一文がありました。





「この手の問題集は、A君には良いけれど、Bさんには害毒になるといったことが往々にしてあるものですが、どうか御高覧を給わり、これが適すると思われる受験生に勧めていただけたらと存じます」











さすがです。





鳥山先生ありがとうございました。